ショートヘアのお手入れ

❶No color   No permのcase

サロンシャンプーのみでok。

理由は、ケミカルダメージがないから。

ケミカルダメージとは。
ケミカル(chemical)▶︎化学
ダメージ(damage)▶︎痛み・損傷
つまり、カラーやパーマでの薬品でのダメージの事です。

ケミカルダメージが起きると髪はどうなってしまうのか?

例えると、
健康な髪の毛は皮のむかれていない新鮮なトウモロコシ。

ケミカルダメージのある髪の毛は、
焼きとうもろこしみたいに、皮がめくれて所々焦げ目がついたり火が通り過ぎて小さくカチカチになっている状態。

つまり、髪の毛がとても複雑な状態になってしまいます。
焼きとうもろこしになった髪の毛のケアは後日投稿します。

よくお客様から
「市販のシャンプーは何がいけないの?」
という質問を頂きます。
私もお手入れに「サロンシャンプー」と推奨させて頂いてます。
では、そもそもサロンシャンプーと市販のシャンプーは何が違うのか?
それぞれにメリット・デメリットがあるので紹介していきます。

違うのは内容成分です。
「界面活性剤」というものがキーワードになります。

市販のシャンプーに使われている界面活性剤は
●洗浄力が強い
●安価

というのが特徴です。

一方、サロンシャンプーに使われている界面活性剤は
●アミノ酸配合
●高価

というのが特徴です。

こう見ると問題なく見えますね。

もっと深掘りしていきます。

「洗浄力が強い」という事は「どんな汚れもキレイにする」という事です。
言い換えると、
「とても強い汚れが取れる」様に作られています。
つまり、
「毎日シャンプーする人には洗浄力が強すぎる」
という事になります。
野菜でも水道水で必要以上に洗うと、皮が傷んで素材の栄養や旨味が台無しになってしまいますよね。
それと同じ事が髪の毛と頭皮で起きてしまいます。

「アミノ酸配合」は?
その前に、アミノ酸って一体何者かご存知ですか?
よく聞くけど・・・って方多いと思います。
アミノ酸はタンパク質を小さく分解したものです。
アミノ酸を更に小さく分解するとPPT(ポリペプチド)というものになります。
髪の毛は体と同じバランスで出来ています。
・タンパク質が80〜85%
・水分が10〜13%
・脂質が1〜6%
・メラニン4〜5%
なので、アミノ酸配合のシャンプーは髪の毛と同じ成分のもので洗っている事になります。
採れたての野菜を川の水につけて、川の流水で汚れを取っているイメージです。

水道水でゴシゴシ洗ってから食べる野菜と、川の流水で洗った野菜。どちらが美味しいか想像して下さい。
その違いが市販シャンプーとサロンシャンプーの違いです。

だから、ケミカルダメージのないショートヘアの方へのホームケアはサロンシャンプーのみがオススメです。


ちなみに、
サロントリートメントはメニューによりますが、10のケア能力があります。
サロンシャンプーは1のケア能力があります。
サロンでトリートメントをされる事が悪い事でも、無駄な事でもありません。
髪質改善をしたい場合などはシャンプーでは限界があるのでサロントリートメントをサロンでする必要も出てきます。
その事は後日投稿します。

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