Tatsuya Hiroshimaの音

Actor/Performer/Writer:演技したり、歌ったり、小説を書いたり、映…

Tatsuya Hiroshimaの音

Actor/Performer/Writer:演技したり、歌ったり、小説を書いたり、映画を撮ったり…たまに映画、海外ドラマ、特撮、アニメの感想も。#SunsetBoulevardPictures

最近の記事

最後ノ審判 【アルファポリス第7回ホラー・ミステリー小説大賞 参加中】

アルファポリスにて、サスペンス・ミステリー『最後ノ審判』が連載中です。 本作は、高校卒業以来10年ぶりに再会した8人を主人公に展開していきます。 決して逃れられない「秘密」を共有している彼らは、とある遊園地でジェットコースターに乗り込み「煉獄」へと誘われる。 そこで「最後の審判」を受けるために……。 人間は命を落とすと「煉獄」という場所で、魂が浄化されると言われています。 ある一説では、そこで「天国」に行けるか、「地獄」に行くことになるのか、その判断を下されるとも言われて

    • 『電車に乗れ!』【小説家になろう にて掲載中】

      小説家になろう にて短編小説『電車に乗れ!』が掲載中です。 https://ncode.syosetu.com/n8373gr/ 本作もまた夢で見た光景を小説化したものです。最近は、駅や電車内での事件が非常に多く、安易な気持ちで電車に乗ることさえも躊躇ってしまうような世の中です。そのため、一本でも普段と異なる時間の電車に乗ってしまったことで、"運命"が変わってしまうなんてこともあるかもしれません…そんな"可能性"をテーマにした物語になっております。 私が夢の中で観た光景

      • 私と青眼の白龍と罪悪感

         遊戯王カード。現在も子供から大人まで幅広い世代に愛され続けている、トレーディングカードだ。中でも『青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)』と呼ばれるモンスターカードは、たかだか一枚の紙でできたカードだとは思えないほどの高値で取引されている。『青眼の白龍』。この名前を聞くと、私は自分の身に起きた過去の話を思い出す。  話は齢七歳の頃に遡る-。当時、私は自然に囲まれた”ど田舎”と呼ぶに相応しい、ある村で暮らしていた。土地柄というものもあるのだろう、そういった地域は今も昔も治

        • 孤高のシネマ【ノベルアップ+にて連載中】

          ノベルアップ+にて連載中の小説『孤高のシネマ』最新話を執筆しました。 企画の始まりは『孤独のグルメ』の映画版を書きたいなというところでした。 映画を観ている時、頭の中ではどんなことを考えているのか?感情が動く瞬間はどんな時なのか?そういったことをテーマにしながら、物語が進行していく作品となっております。 とはいえ、映画館で映画を鑑賞中は声を発することができないため、”もう一人の自分”を登場させ、脳内の会話という形で、その障害を打破しました。 少し脚本風の会話劇になっています

        最後ノ審判 【アルファポリス第7回ホラー・ミステリー小説大賞 参加中】

          REPEAT 【アルファポリス第6回ホラー・ミステリー小説大賞 参加中】

          アルファポリスにて、タイムループ・サスペンス『REPEAT』を執筆しました。 本作は、たまたま夢で見た光景から着想を得て、執筆した作品です。 その夢とは、女性と子供の死体が吊るされている光景が目の前にバンと現れ、そんな現実を変えたいと強く思い、タイムループできるようになって、何度もやり直していくというものでした。 しかし、何度繰り返しても上手くいかない…非常に歯がゆい思いをさせられているところで目を覚ましたのですが、なんとも強烈な印象を残す夢で、これは物語にすべきだというこ

          REPEAT 【アルファポリス第6回ホラー・ミステリー小説大賞 参加中】

          煉獄の炎で”負”の歴史を薙ぎ払え!巨人の守護神・大勢

          「煉獄」とは、この世とあの世の間に存在する浄めの場である。生前に犯してしまった罪を炎によって浄化するのだ。つまり「煉獄」は霊魂を天国へ導くか、地獄へ導くか、その裁決を下す番人でもある。 そんな「煉獄」の炎を身に纏い、まるで相手チームの選手たちを地獄へと送り、味方チームを天国へと導くかの如く剛腕を振るうマウンドの番人が、プロ野球界に降臨した。 読売巨人軍の背番号15…大勢である。 なぜ、大勢を「煉獄」の炎で例えたか。 大勢は巨人リード時の9回、マウンドへ向かう際に、『鬼滅の刃

          煉獄の炎で”負”の歴史を薙ぎ払え!巨人の守護神・大勢

          死を呼ぶインターホン【カクヨムWeb小説短編賞2022 参加中】

          カクヨムにて、短編小説『死を呼ぶインターホン』を執筆しました。 誰かの家を訪問する時は必ずインターホンを押す…それが礼儀ってもんですが、もしも呼び出した相手が死をもたらす存在だったら…。 本作は、我々の日常に必ず存在している「インターホン」から着想を得て執筆したホラー短編です。 以前、noteの企画で投稿した「つじさん」同様に、言葉遊び的な要素を孕んだ内容となっています。 日本語、特に「ひらがな」はとても面白いもので、一文字順番を入れ替えるだけで全く異なる意味を帯びるよう

          死を呼ぶインターホン【カクヨムWeb小説短編賞2022 参加中】

          あの日の少年【ノンフィクション短編小説】

          初めに言っておく。これは1999年4月、未だ小学校に入学する以前の私が経験した不思議な体験を回顧するものである。 記憶力にはいささか自信を持っているが、そこかしこに断片的な部分もあり、少々、記憶と想像が混在するものになっているところもあるかもしれないが、その点は寛容な読者諸君の心に甘える形となることをご容赦願いたい。 あれは遡ること23年前。 未だ寒さの残る4月のある日のことだった。 小学校入学を控えた私は一抹の不安を覚えていた。 通っていた幼稚園のある町とは離れた場所へと

          あの日の少年【ノンフィクション短編小説】

          胡蝶の夢 -The Dream of Butterfly-

          新作短編『胡蝶の夢 -The Dream of Butterfly-』をYouTubeにて公開しました。 本作はタイトルからも分かる通り、荘子の説話「胡蝶の夢」からインスピレーションを受けています。 "現実"と"夢"の区別がつかない状況を見事に表現した荘子の「胡蝶の夢」からは、これまでとても大きな影響を受けてきました。 最初に「胡蝶の夢」という作品に触れたのは、約10年ほど前。 特撮ドラマ『ウルトラマンマックス』のあるエピソードで「胡蝶の夢」というものがあり、それを観たこ

          胡蝶の夢 -The Dream of Butterfly-

          「つじさん」/#2000字のホラー

          むかしむかし あるところに「つじさん」という人がいました。 「つじさん」には趣味がありました。 「つじさん」は来る日も来る日も毎日のように水の入った大きな袋に穴を開けることをしています。 「つじさん」は なぜ同じことをし続けるのでしょうか。 それは とても気持ちのいいことだったからです。 初めて水の入った袋に穴を開けた時「つじさん」は とても幸せな気持ちになりました。 それはそれは良い香りのする袋でした。 特に「つじさん」は甘い香りを非常に好みました。 穴を開けた瞬間にぴ

          「つじさん」/#2000字のホラー

          Tatsuya Hiroshimaの個人/職務履歴

          本名:廣島達哉(Tatsuya Hiroshima)コラム執筆時のペンネームはzash 俳優/小説家/脚本家/映像作家/コラムニスト/パフォーマー 1992年9月8日 東京生まれ。 幼少期より「ウルトラマン」「仮面ライダー」などの特撮ドラマの魅力に取りつかれ、「昭和」「平成」の作品を漁るようにVHSで鑑賞し続ける。20世紀も終わりを告げようとしていた頃に『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』と衝撃的な出会いを果たし、以降、洋画好きとしての人生がスタートすることに

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