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マインドのカラクリ 現状を変えられない理由

▪️人間はそもそも現状にとどまろうとする生き物


コンフォートゾーン(Comfort zone)とは

コンフォートゾーンとは、文字通り「居心地の良い場所」という意味。
慣れ親しんでいる場所は、不安やストレスがなく快適に過ごせるため、
そこにとどまろうとしてしまうのです。
そして、快適な場所にとどまろうと維持する力のことを
「ホメオスタシス(生体恒常性)」といいます。

例えば、

・暑い場所にいても汗をかいて平熱を保とうとする。
・寒い場所にいると身体を震わせて体温を上げて維持しようとする。
・ダイエットをしてもリバウンドしてしまう。
・朝活をすると決めてもいつも通り起きてしまう。

などがあげられます。

これらは人間の遺伝子レベルで組み込まれている機能であり、ホメオスタシスが機能することで、ホルモン等を分泌させたり、神経系に働きかけたりして必死で安心安全な場所に戻ろうとします。

だから現状維持になってしまうのですね。と納得です。

<イメージ>

コンフォートゾーンにとどまる原理

ホメオスタシスの原理を利用し現状を変えていく

人間の原理原則を理解したところで、この原理を使ってどうやって現状を
変えていくかを説明していきます。

【結論】
「設定した未来側のゴールにコンフォートゾーンをずらす」ことで、
ホメオスタシスが機能してゴール達成へと導き、現状を変えていきます。

コンフォートゾーンは1つしかありません。
なので、現状とゴール(なりたい姿)を比較した時に、
より臨場感の高い方がコンフォートゾーンと認識します。

<イメージ>

コンフォートゾーンを未来のゴール世界にずらす

まとめ

このように、臨場感の高いゴール設定をすることで、コンフォートゾーンが未来のゴール側にずれ、ホメオスタシスが機能して、現状の居心地が悪くなるということです。

つまり、”未来のゴール世界に生きようとする”ことで、行動変容し現状が変わっていくということがマインドのカラクリとなります。

ここでのポイントは、どうやって臨場感の高いゴールを設定するのか。
これが鍵となりますね。
臨場感の高いゴール設定をするためには、まず心と脳の関係について理解する必要があります。

なので、次回は心と脳の関係について綴ろうと思います。


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