ProtoOut Studio 受講の振り返り

ここ数年、DXとかデジタルという言葉がバズっています。
どこの会社もデジタル人材、デジタル人材って叫んでいます。
たまに、どうやったらデジタル人材が育つのかって聞かれることがあります。

僕の答えは一択です。
「実際に自分で手を動かしてみることに限る」

ProtoOut Studio受講

2020年7月から12月にかけて、
ProtoOut Studioというオンラインスクールを受講しました。

ProtoOut Studioは、プログラミングとプランニング（企画）の両方のスキルを兼ね備えた人材輩出を行う日本初のプロトタイピング専門スクールです。
IoTLTの創始者の1人であり、dotstudioの社長である のびすけ さんが校長を務め、Make界隈の著名人を揃えた充実の講師陣・メンター陣を誇っています。

最初の３ヶ月は毎週土曜日にZOOMにてソフトウェア、ハードウェアの技術を広く学び、最後の２ヶ月でメンターがついて卒業制作を作ります。卒業制作はクラウドファンディングにかけられます。

卒業制作のクラウドファンディングは、2020年12月21日に終了しました。
私のプロジェクトは、無事、目標額の150％達成しました。

ご支援いただいた皆様、ProtoOutStudioの関係者の皆様、ありがとうございました。

経緯

私は、もともと独学でいろいろなものを作ってきましたが、独学では限界を感じ、正式に勉強したいと思っていました。しかし、そういったスクールは、東京にしかありません。地方都市に住んでいる私には縁のないことでした。

それが、コロナで変わりました。

仕事、会議、セミナー、等、いろいろなことが、オンラインになりました。

そのような状況の中、ProtoOut Studioというスクールがオンライン開催するということをネットで知り、以下の理由により、入学を決めました。

・アウトプット重視
・Qiitaに記事を書く
・クラウドファンディングがある
・充実したメンター陣

知識や技術を習得するのにアウトプットが効果的なことは、ずっと僕も感じていました。

私の身の回りでも、たとえ文系でIT苦手な方でも、恐れずハッカソンに参加したり、自分で物を作ったりする人は、テクノロジー領域にキャッチアップできています。
要は、手を動かすかどうかなのかなと思います。

カリキュラム

詳しいカリキュラムの内容については、私のブログをご覧ください。
毎週の宿題がとてもハードでしたが、その分とても身になりました。

【私のブログ】
「ProtoOut Studio（プロトアウトスタジオ）」を受講しました

【授業の様子】
ZOOMとDiscordを駆使してます。

振り返り

１番身になったこと
短時間で、どんな手を使ってでも何かしらの動くものを作ることができる自信がつきました。
締め切り前日やハッカソンの初日の夜などにハマってしまって進捗ゼロだったとしても、一晩寝るとなぜか、翌朝解決策が降ってくる体験を何度も経験しました。

１番苦労したこと
卒業制作のアイデアが出てこなかったことです。
日頃アイデアマンだと自称してましたが、「本当に作りたいもの」が浮かばなくて苦労しました。
卒業制作の「草刈りゲーム」もずっと本当に作りたいものなのか自問自答の日々でした。

ただ、卒業制作の日程が決まっているので、本当に作りたいものかどうかなんて悶々と考えてる暇はなく、手を動かさないと卒業できません。まさに、「卒業制作駆動」のおかげで前に進むことができました。

手を動かすと、不思議と、いろいろなことが見えたり、協力者がでていたりと、景色は変わっていきました。

今後について

まずは、草刈りゲームを成功させることです。

そして、その後は引き続き、手を動かし続けます。

おそらく、本当に作りたいものは、メーテルリンクの青い鳥のように身近にあるもので、経験が不足しているから自分の視野に入ってこないのだと思います。
経験を得るには、手を動かし続けることしかないのだと思います。

そして、本当に作りたいものが見つかったときに、すぐ作れるようになるため、手を動かし続けていきたいと思います。

Keep looking,  Don’t settle.

P.S. その後

リターン

1月23日にリターンのレモンを発送しました。

支援者の方が、このレモンを使った料理を、続々とSNSにあげてくれました。

地方版IoT推進ラボ

掲載されました。
https://local-iot-lab.ipa.go.jp/article/hiroshima-pref-iot-2102011938.html

ゲーム制作の進捗

ゲームパートはバーチャルSNSのclusterで製作中です。
現在は、独立した２プレイヤー用のネットゲームとして楽しめますので、以下のリンク先から是非遊びに来てください。
https://cluster.mu/w/748a3557-7209-4577-b923-878bf0b1b55e

あとは、リアルの草刈り機を、どうやってこのバーチャルゲームに繋げるかといったところで、試行錯誤している最中です。