世界に最悪な事態が訪れても、クリエーターが出来ることはいつも同じだ。
BOLYに花が届いた。
なんの比喩でもなく世界に一つだけの花だ。
私たちが経営しているTHE BOLY OSAKAは宿泊施設だが、ただベッドと安全を提供している訳ではない。自分たちが良いと思う万象を整え、来館した方の世界を広げ、豊かにすることを目指している。
「良いもの / 好きなもの」というのは、単に趣味や道楽といった「ライフスタイルをちょっと素敵にする」ものではなく、酸素や水といった生きる上で欠かせない要素だ。
高慢かもしれないが、それがないと私は生きることができない。
届いたこの花はBOLYにとって、私にとってのそれだ。
この花はBOLYのCIをお願いしているALLRIGHT GRAPHICSの高田唯さんが「一日一花 / A FLOWER A DAY」というシリーズで制作している。
BOLY1周年の日の花が出たらひっそりと買おうと思っていたら、突然届いた。全くもう号泣だ。
この花がBOLYで咲き続けるように、新鮮な水を与え、爽やかな風を吹かせ続けたい。来館した方が美しさを感じられるように大切に育てたい。クリエーションは循環することができる。
非常時には非常時に応じた手法は必要だけど、本質は平常時と変わらない。それを求める人の為に、自分の為に、いつか世界が良い方向に進める様に、良いものを届けるだけだ。
まぁ、こんな所にポエムを吐いている場合でもないんだけどね。
この花は今、休館中のBOLYにひっそりと咲いています。
再開したら是非見に来てね!
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