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ファミリーカーとしてのベンツE280ワゴン(1994 )

帰省前の積み込み

クルマの使い方

クルマは1台しかないので、子供(小1、小4男の子)と夫婦、4人家族のファミリーカーとして使われている。私は通勤でクルマを使う必要がないので、妻の仕事往復に週2回程度、子供の習い事の送り迎え、買い物、など短距離が多め。年に何回かの帰省は片道100km弱、後は趣味の自転車レースやMTBライドへの足、近畿圏内への旅行の足としての使い方で合計年1万km程度。

大きくなった荷室

これまで乗ってたフォード・フォーカス(Mk.3)4.37mから4.77mと40cm長くなり、荷室が広くなった。直列6気筒の収まる長いボンネットがあるのに、いったいどこからその寸法を稼ぎだしたのか?と思う。このスペースに、前後輪を外したロードバイクを収めることができるので、4人乗車できる状態で自転車を1台運べるのはとてもありがたい。帰省時も、フォーカスだと荷室満載、リアシートの隙間にカバンを置いたりしていたが、荷室のトノカバー以下で全て収まるようになった。

リアシートを畳まずに自転車が入る

日常の使い勝手

前輪の切れ角が大きい

FRになって前輪の切れ角が大きくなったこともあり、全長とホイールベースが伸びた分を上回って小周りが聞くようになった。具体的には回転半径が6mから5.2mと80cm縮小。これだけ変わると体感でわかる。以前は片道2車線でUターンが精一杯だったのが、今は余裕でできる。
カメラやソナーといった最近のクルマに当たり前についてるアシスト装備は無いが、運転席からボンネットが見え、ベンツマークのマスコットのおかげで先端までの距離感がわかりやすいなど、4隅の見切りがいいので、この辺りはフォーカスより運転しやすく感じる。その他普通にエアコン、暖房は使えるし、特に不都合なく日常の足になっている。
安全装備もABS付き、前席ダッシュボードのみとはいえエアバッグがあり、最低限は満たしていると思う。(余談だが助手席のエアバッグはグローブボックスのスペースに設置されたので、前期型にあったグローブボックスはない。)

ランニングコスト

気になる燃費は7km/L 前後。高速や田舎道でストップ&ゴーが少なく淡々と走れれば10km/ Lを超えてくるが、年間ならして7.4km/ Lといったところ。フォーカスで11.7km/ Lだったのでガソリン代60%UP。うーん、結構高くついてる気がする。
消耗品としてはまだよくわからないが、オイルが7Lも入るが、8L 6,500円の鉱物湯を使えば4L5,000円のものとそう変わらない。品質大丈夫なの、と突っ込まれそうだが、API  SP規格をパスしているなら1994年当時のオイルに求められる水準はパスしているだろう、と思うところ。タイヤも195/65R15と安価に交換できるサイズ。
保険はほぼ変わらず、税金は排気量と18年超、ということで39,500円から51,000円に値上がり。
あとはトラブル対応費用と、車検までのメンテナンス費用がどれくらいかかるか次第。

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