ドイツ・サッカー界のコロナ禍の動きを振り返る - 掲載記事一覧

ブンデスリーガをはじめ、ポルトガルなど欧州サッカー界もふたたび動き始めた。これから、日本のスポーツ界も徐々に動き始めていくと思うので、リーグ中断期間の間にリアルタイムで書いた記事のまとめを載せておきたい。

時系列で追うことで、後に、ドイツメディアの動きを線として辿ることもできるだろう。

2020年3月

世界中でサッカー界のみならず、経済活動そのものが止まった3月。各クラブが現場レベルでは選手のコンディションの維持、経営面では資金面の工面をいかに行うのか、収束のメドが立たないだけに不安の声を伝える内容が目立った。

2020年4月

4月は、インタビュー記事や選手のプライベートを紹介する記事が目立った。練習場に姿を表す選手の姿が見られるようになってきたため、徐々に再開に向けて本格的な動きが見られるのでは、という希望が見えるようになってきた。同時に、中断期間中の選手のメンタル面などを総括する記事も見られた。

4月中旬からは、『ビルト』のアクセル・シュプリンガー社を中心に、ロビイングとも呼べるようなリーグ再開に向けたプレッシャーもかけはじめた。DFLがまとめたコンセプトが、最終的に政府と州に認められ、再開に至る。4月下旬は、再開の見通しが見えてきたため、ソワソワとした雰囲気も漂っていた記憶がある。

放映権料の問題で、クラブの予算が組めないクラブなども出ており、ブンデスリーガ所属クラブ内の実際の状況も露見された。

2020年5月

リーグ再開が本格的に決まり、各クラブも新しいルールのもとで試合に挑む準備を始めた。同時に、順位や来季のプランニングも含めた契約や移籍の話も出始めた。

リーグが開幕すると、これまで批判的な意見も見られたが、すでに日常的なリズムに組み込まれてしまった。ニュースを見る限り、人が集まって騒ぎながら見ていた人たちにとっては、違和感があったり、物足りない感じもあるようだ。

もしかしたら、やってくれるんじゃないか、と期待していたドルトムント。デア・クラシカーで見事に敗れ、再開後わずか2試合でリーグの行方が決してしまったのは、悲しい。。。




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