話題のDifyで、野球審判チャットを作ってみた。
生成AIで話題のDifyを使って、野球ルールに長けたChatを作ってみました。
Difyの感想も併せて書いてみます。
(全て、この記事を執筆時点での情報です)
Difyとは
ちまたでは、ChatGPT のGPTsの上位互換と言われる(賞賛されている)サービスです。
LangGenius, Inc.というアメリカの会社が運営しています。
LangGeniusプロジェクトは、元Tencent CloudのDevOpsチームメンバーによって作成された模様です。
なので、現在は米国に本社があるようですが、CEOの方などは中国系の会社のようですね。
では、早速、僕が作った野球ルールをマスターしたチャットAIの紹介です。
Difyで作った野球審判チャットAI
以下のリンクで公開しました。
GPTsで作った野球審判AI
先日、以下の通り投稿しました。
僕は既にGPTsで同種のチャットを開発し、公開しています。
個人的な感想
いや、めっちゃ良いですね。Dify。
こんなサービスが出てくるなんて、本当に生成AIの分野の進化のスピードが早すぎて困ります😅
触ってみるのが遅れたことを悔みます。
生成AI自体が乱立されてきた昨今。
開発者は、生成AI同士の連携に苦心をしています。
その開発の手順を、大幅に割愛できるのがDifyです。
今後、Difyが業界の標準になっていくのではないでしょうか。
また、RAGが必須と言われつつある生成AI分野において、簡単にRAGの設定ができるDifyの価値は大きいでしょう。(ただ、その点ではGTPsと互角と感じています)
細かい点は、以下に触れていきます。
Difyの良いところ4つ
① 無料範囲が広い
GPTsを使うには、ChatGPT の有料版に契約する必要があります。
現時点で、月額約3000円。
それで、ようやくアプリが公開できます。
一方で、Difyは、無料でアプリを10個リリースできます。
それ以外も制約は多少ありますが、十分すぎるほど十分です。
まず、無料で色々利用できるのは、大きな魅力です。
②ワークフローによる設計
今回僕が作った審判チャットのワークフローです。
こういったプロセスを、フロー図で設計できるのは、開発者としては非常に楽であり、手堅いです。
ChatGPTでは、プロンプトにて細かく手順を設定する必要がありました。
それで出来なくも無いのですが、フローの方がビジュアル的かつ直感的に、設計ができます。
こちらの方が作業をしやすかったです。
③利用履歴がチェックしやすい
ビジネスとしての展開を考えると、アプリの利用履歴のチェックは、開発者側には必須の情報です。
その分析画面がデフォルトでついています。
GPTsでは、確かアドインとかでこういうパッケージのインストールが必要だったと思います。
かなりDifyの方が便利と感じました。
④サイトへの埋め込みもしやすい
GPTsも公開はしやすかったです。
Difyでは、それに加えて、公開の方法の一つとして、サイトへの埋め込みもしやすいです。
デフォルトでボタンがあります。
これをクリックすれば、コードを自動作成してくれます。
自社サイトへの埋め込みも容易でしょう。
Difyの作り方(外部サイト)
Difyの使い方については、以下のにゃんたさんのYoutubeがとてもわかりやすかったです😃
今後、躍進が見込まれるDifyについて簡単ですがまとめてみました。
もっと触っていきたいと思います。
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
最後までお読みいただき有難う御座います! サポート頂ければ嬉しいです😃 クリエイターとしての創作活動と、「自宅でなぜ靴下が片方無くなることがあるのか?」という研究費用に使わせて頂きます!