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浅しょうもない話

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浅くて、しょうもない話のマガジンです。 精一杯、笑ってもらえたらええなぁと思いながら、書いています😅
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#自由律俳句

詩) 綺麗な道とケモノ道

誰かが作った綺麗な道 でも、渋滞の道 待つ、待つ、待つ、待つ 順番を待つ 僕がすべき努力…

詩) あたし、急成長中なの

3才の娘は急成長中 昨日できなかったことが今日はできる 毎日新しいことができるようになっ…

詩) 友の誤算

友と僕は、高校の図書館で受験勉強をしていた。 友は、ある私立大学の赤本のコピーを始めた。…

詩) おまえかい

のどかな休日。 僕は娘におにぎりを作る。 僕が子供の時に好きだったワカメご飯のおにぎりだ…

詩) 隣の席の様子がおかしい

うわ! ここはラーメン屋 そんな大声を出す場所では無い 何事や?と思って僕は隣の席を見…

詩) 係長は真面目な顔で僕に言った

係長は僕に言った。 真面目な顔をして僕に言った。 「そのアイデアだけど、逆にこれはどう?…

詩▶︎ 野球場にいるおっさんの眼力

打者がバットを振った瞬間と同時に、 隣のおっさんが「うまい!」と呟いた ヒットだった 僕は、おっさんの顔をチラリと見た 真っ黒に日に焼けた顔 深いシワ サングラスに麦わら帽子 おっさんが球場に足繁く通っているのが、容易に伺い知れた 次の打者がバットを振った またも、打者のスイングと同時に、 おっさんが「うまい!」と呟いた とても、大きな外野フライだった ホームランまで、あとひと伸びという打球 僕はおっさんの眼力に感心した 僕は、野球を大学まで本格的

詩) 友は僕に言った

友は僕に言った 「肉まんの下に、紙ついてるやろ?」 僕は、そやな、と相槌をうった さらに…

詩) 新聞

二十代の僕は、 毎朝、日経新聞を読む 頑張って、仕事の出来る社会人になるために 三十代の…

中3の僕に大学生の兄が寿司をおごってくれた時の、兄の意外な行動

もう30年ぐらい前の話です。 中3の3月、僕は第一志望の高校に合格しました。 奈良県の公…