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【働き方改革】個人事業主が損をしない法律改正に対応する話
【個人事業主への影響】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
長時間労働を減らす法律なので
取引先の働き方が変わる
⬇︎
職人の労働時間が短くなり、納期が長くなったり
人件費が上がり、工賃や外注費が値上がりする可能性
⬇︎
発注方法の見直し、打ち合わせ時間を短縮しないと
お互いの利益を圧迫する
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雇用なくても無視できない
「雇用してないから関係ないよな〜」って思っている方(←自分)
そんなことないよ
「自分には関係ない」と思っていても
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
どこかで影響があるのが時代の変化と法律の改正
知ってることもあったけど
忘れてることもあったので勉強になった
個人事業主の皆さま。経営者、後継者の皆さま
困る前に専門機関に相談を!
働き方改革推進支援センター連絡先一覧https://t.co/kj7thJ8ciH
なんとなく知ってたつもりでしたけど、いろいろ影響がありそうです。
今日は雇用をしてない個人事業主に向けた話なので
法律の細かいことは専門機関に問い合わせてください。
厚生労働省HP 働き方改革推進支援センターのご案内 👉
【個人事業主でも働き方改革】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
信用金庫が主催する勉強会に行ってきた
まず
厚生労働省がつくったワンストップ支援機関
「働き方改革推進支援センター」
というのが岡山県は商工会議所内にある
労働時間や賃金制度の個別相談や講師派遣もあり
ウチは雇用してないけど、ムッチャ関係あった話
そもそもなんで働き方改革って言い始めたのか。
単にブラック企業が増えたから、ではなくて。その背景と目的があって
【働き方改革の背景と目的】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
二つの考え方がある
・人口ボーナス期
=働く人が多い
=社会保障が必要な人が少ない
=経済発展しやすい
・人口オーナス(重荷という意味)期
=働く人が少ない
=労働力が減り社会保障が困難になる
=経済発展しない
日本は1990年代から人口オーナス期
戦後の日本が高度経済発展した理由は単に労働人口が増えたから。
日本人が勤勉だからではないんですね。
【世界の労働人口】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
中国は2010年代からオーナス期
=働く人が減るので、何も対策しないと経済停滞
インドは2040年までボーナス期
=働く人が増えるので、何も対策しなくても経済発展
日本が高度経済発展したのは
日本人が勤勉だからではない
労働人口が増えると
どんな国でも必ず経済発展する
24時間働けますか?の時代は、仕事もあったし給料も上がったし
その分物価も上がったけど経済発展したから世界で日本人が爆買いしたよね
でも、今はその働き方が労働人口的に出来ない状況になっているって話
【働き方の違い】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
人口ボーナス期は画一的な長時間労働で経済発展
人口オーナス期では、労働人口が減るので
画一的な長時間労働が可能な人材が不足する
対策は、多様な働き方を進めること
短時間労働や多様な雇用形態を認めて
人が少なくても経済を維持できるようにする
それが働き方改革
人口ボーナス期(労働人口が増え続ける)は、一度その国に発生したら二度目はないらしい|対策をしないと、それもそうだ
なので、人口オーナス期(労働人口が減り続ける)に入ることは予測が可能なので、国をあげた対策が必要なんだけど日本は完全に出遅れた
【ヨーロッパの人労働口減少対策】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
日本より早く人口オーナス期に入った
ヨーロッパが経済を維持できた理由
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保育サービスにテコ入れして多様な働き方を進めた
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女性の職場復帰増(長期休職者の減少)
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労働力が不足しないため男性も家庭の時間をつくれた
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ライフワークバランスに
今の日本はご存知の通り労働力不足でブラック化の悪循環
このままでは国の経済が成り立たなくなるので、改革を!という背景
【少子化対策が遅れた日本】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
経済発展で共働き増
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待機児童問題への取り組み遅れ
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団塊世代大量退職
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社会保障費が増
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高齢化対策が遅れ介護サービスの不足
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介護のために退職・休職の増加
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労働力不足
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ブラック化
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退職・休職
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労働力不足
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ブラック化
なんとなく知ってたけど、こう言われると改めて納得できる。できた。
労働力が不足
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
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人件費が高騰
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【今ここ】労働生産性の向上と長時間労働の是正
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子育てや介護や治療をしながら短時間でも働ける環境を整備できれば労働不足解消
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長時間労働がなくなる
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時間が出来て消費活動も活性化
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子育ての余裕もできる
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経済発展維持の見込み
それって理想じゃん。とか思うけど理想を描かないと進まないし
そんなブラック企業やめたらいいじゃん。とか思うけど
なかなかやめられない人にはそれぞれいろんな理由があるんだろうね
やめたらいいのに
【背景と目的まとめ】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
画一的な長時間労働での高度経済成長は完全に終了
労働環境をアップデートしないと日本経済沈没
長時間労働をなくし、多様で柔軟な働き方を実現することが経済発展維持になる
そのために国が全力をあげて取り組もうとしているのが働き方改革で、違反すると経営者に罰金。
【個人事業主への影響】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
長時間労働を減らす法律なので
取引先の働き方が変わる
⬇︎
職人の労働時間が短くなり、納期が長くなったり
人件費が上がり、工賃や外注費が値上がりする可能性
⬇︎
発注方法の見直し、打ち合わせ時間を短縮しないと
お互いの利益を圧迫する
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雇用なくても無視できない
【働き方改革の影響まとめ】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
個人事業主で雇用をしていなくても、取引先から
「残業減らすので納期が1.5倍になります」
とか
「この仕様の対応は時間がかかりすぎるので無理」
とか
「今後は工賃が2倍になります」
ってなる可能性がある
ある意味では適正なんだけど
なぁなぁでやってたところは大変
【定期的なアップデートが必要】
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
創業した時はこれで大丈夫だった、ということでも
時代は猛スピードで変わる
お客様の価値観も変わる
働く人のライフスタイルも変わる
もちろん自分のやりたいこと、できることも変わる
長い間そのままにしていることは
今の自分にとっても合わなくなっているかも
結局のところ働いてもらっている人のことをいい加減に考えている
経営者がちゃんとしようよ。って話です。
雇用していなくても外注していたり、発注先が困るようなことを言わない。いい加減にお願いするとお互い確実に損をする法律になっている。
あと、働いている人は「なんかおかしい」と思ったら支援窓口に行くこと
経営者は必ず対応しないといけない義務や業務の改善義務や罰金が発生するから、その方がトータルではお互いのため。
仕事が遅いのは、働く人が悪いのではなく100%経営者の責任です。
「自分には関係ない」と思っていても
— 立岡海人@自営業10年目 (@tatsuokakaito) September 27, 2019
どこかで影響があるのが時代の変化と法律の改正
知ってることもあったけど
忘れてることもあったので勉強になった
個人事業主の皆さま。経営者、後継者の皆さま
困る前に専門機関に相談を!
働き方改革推進支援センター連絡先一覧https://t.co/kj7thJ8ciH
一言でまとめると
雇う側も働く側も、ちゃんとしよう。
動画も更新しましたのでご覧くださいませ
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【働き方改革】個人事業主が損をしない法律改正に対応する話
サポートいただけると立岡家の共益費へ計上させていただきますので主に妻が喜びます。