希望と失望のはざまを切り抜ける
希望の反対は失望。
人生は非常にシンプルで、これの振り子運動。
希望を追い求めれば追い求めるほど、失望は大きくなる。
そのはざまは何か。
コインの表は希望、裏返せば、失望。
コインの真ん中の面はなんだろう。
希望も失望もない、コインが立った状態。
希望することも、失望することも簡単だ。
コインを倒すだけでいい。力もそんなにいらない。
人生に当てはめるとどうだろう。
コインが立った状態は、一番難しい状態。
人生と自分の姿を本当に知った状態。
本当に知るということの難しさ。
思い通りにいかないのが世の常だ、ということを本当の本当にわかっている人はいるのか。
本当にわかっている人なら、思い通り行かないことにムカつくことはないんだろうと思う。
人間関係、お金、健康、仕事、恋愛
全てをとってみても思い通りに行くことなんて、ほぼないと思う。
世の中の本当の姿をねじ曲げて自分の見たいように見ていることを感じる。
思い通りに行かないことがあると、コインが裏面に倒れる。
最初に世界の見方を間違ってしまうと、世界観が間違っているわけだから、その後の考え方、行動にまで影響を及ぼす。
地球が平らだと見ていたら、宇宙へ行くことができないように。
正しいものの見方ができないと、考え方も間違い、行動も間違いだ。
自分は今まで、正しい見方ができていなかったので、考え方も行動も間違っていたのだと気がついた。
希望と失望を切り抜けるには、本当の世界はどんな世界をしているのかを、見なきゃいけない。
コインの真ん中の境地に至った時、
希望も失望も無くなった、世界は全く想像はできないけど、
希望と失望のはざまで苦しむよりかはマシかなと思う。