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人はこうして任される

人ってこうやって任されていく。

人間には人から言われて物事を行う時があると思います。

その時に一番重要なのは、どれだけ価値を提供できたかということ。

料金をどれだけ得られたかではない。

偉人の名前は忘れてしまいましたが

給料よりも働いたものは、給料よりも大きい価値を得る

と聞いたことがあります。

ある役員Tさんのベンツ(羨ましい)に乗せてもらった時、

T「料金以上の価値を提供すると、評判が自然と広がっていくものだ。あの人は払う料金以上に仕事をしてくれるってね。
それが雪だるま式に広まって、富むんだよ。」

と運転席で呟いておられました。(遠い目)

これは仏教精神で言うところの「布施」ですね。

「布施」とは「親切」のことです。

本来、最低これだけはやってくれと渡されるのが給料ですから、

給料以上に働けば、オーバーした分は人に親切したことになります。

「情けは人の為ならず。」

オーバーした分は奪われたものでも何でもなく、

自分のものになるわけですね。

せっかく生きているのだから、人に親切して、相手も自分もお互い幸せになりたいものです。

「慈悲まけば 愁苦(しゅうく)の悩み 遁れ去る。」

与えることのみを意識すると、自分の苦しみが意外なことに薄れるんですよね。

この人に何を言えば、ホッと嬉しく思うだろうか。
悲しみが軽減できるか
苦しみが軽減できるか

などなど…

自分のことばかり考えている人で幸せそうな顔の人は見たことがありません。
いつもせかせかしていて、生きづらく、他の人からの評判も良くありません。
取り付く島もないのです…、しかも誰にも助けてもらえないのです…




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