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【GAME2】キングスvsマシュー・ライト22-23第30節@沖アリ

前日のGAME1は一定の手ごたえを感じつつ最後に差を詰められてしまい課題を残してしまったキングス。G1大活躍のマシューライトの起点の部分の対応をどおするのか注目してみてみました。

今日もつらつら書いていきます。

Bリーグ公式より

■ボールがあまり止まらなくなった

GAME1の試合終了後の桶谷HCも言っていたが京都シリーズはボールムブメントが良かった。キングスが調子の悪い時に陥りがちの1stオプションが止められたら、2手目が重くなるってのが無かったのでその点はとても良かったと思う。

外角も空いていたらシュートする約束事が出来た感じがする。

積極的に外角からシュートを打っていた。その証拠というか根拠になるのが牧とフリッピンの3ポイントの試投数が増えた所。
特にフリッピンに関しては今まではノンシューター扱いされてドフリーの時にしか打っていなかったけど京都シリーズはディフェンスが来なかったら迷いなく打っていた。

3FG%3ポイント成功率

フリッピン27.4%
牧   
 23.2%

2人のシュート効率は決して高くないけど3ポイントを打つと何が効いてくるって、シュートを打つ人にディフェンスは引き寄せられるからインサイドにスペースが出来るのよ。
プラス、カウンターでのドライブが終盤に生きてくる。

実際後半にインサイドを支配する結果になったし今後もインサイドを経由しつつ外角で回してリズムがよければ打っちゃう感じの戦法はいいと思う。

G2は外角シュート、インサイドへの経由、ハイポストからの展開、ドライブ、キックアウト。全てにおいて素晴らしかったです


■ディフェンスの圧がGood

G1も良かったけどG2のディフェンスは圧に加えてヘルプディフェンス、ローテーションも良かった。
マシューライトの所で何度も起点を作られてしまっていたけど、その後の対応もヘルプディフェンスが良かったし、シュートに行かれるまでのディフェンスはほとんど完ぺきだったと思う。

CSに向けてシュートへのチェック、ブロックをどうするか?
前半でのビッグマンのファウルを極端に嫌う桶谷HCの傾向として、そこは向き合わなければいけない課題だと思う。

クーリー、ダーラム、ダンカンを満足にコートに出すためにはヒューとタマヨのステップアップが急務。

そんなヒュータマの二人に変化が・・・!?

■おや?①・・・ヒューの様子が・・!?

ヒューの活躍に触れておきたい。跳躍力が素晴らしくゴール下での存在感を日に日に増している。リバウンドの貢献が強くタイミングが合えばコート上の誰よりも高く飛ぶ。
ファウルの駆け引き、ヘルプディフェンスの駆け引きが上手くなれば日本人選手ナンバー1のリムプロテクターになれると思う。そのくらいゴール下での存在感がある。
ヒューの唯一無二の武器はやっぱ圧倒的な脚力。理不尽なダッシュ力が間に合わないタイミングを「無」にしてくれる。
てことはよ?ヘルプをディフェンスを警戒しなきゃいけない時もペイントエリアから出ちゃっても大丈夫なんですよ。理不尽ダッシュでヘルプに間に合うから。

普通は片足はペイントエリアに残しておくわけさ。すぐにゴール下にヘルプ行けるように。でもヒューには関係ない。そこから1歩出たところまで守備範囲が広がるからBリーグの常識から逸脱してるんよね。

オフェンスに関しても日本代表戦で3ポイントラインちょっと手前から理不尽ダッシュで合わせをしていたので、常識を無視した脚力で3ポイントが無いのにゴール下を渋滞させない特殊能力を持っている。

まだまだ能力を発揮しているとは言い難いけど片りんは少しずつ見えてきてる。フィジカルも強いしマジで楽しみしかない。徐々にフィットもし始めていい感じ。プレータイム12分くらい獲得できる日も近いぞい!

■おや?②・・・タマヨの様子が・・・!?

タマヨの活躍にも触れたい。今シリーズではマシュー・ライトとのフィリピンマッチアップの時間が多く、今までとは違う(今まではビッグマンやコーナーシューター)ハンドラーのマークを任された。あのサイズで動けるタマヨのディフェンスは良い。敏捷性の部分はもう少し改善の余地があるかもしれないけど自分はタマヨのディフェンスが好きだ。(告白)
オフェンスを見てもっさりしてスピードが無いという印象を持っている人もいると思うけどタマヨはまだ迷っているだけで普通に速いよ。

G2は2回くらいタマヨの為のセットオフェンスがあったと思う。その他にも3ポイントを躊躇なく打ったりドライブも積極的に行ったりいいシーンが多くあった。
4Qはタマヨが今村のセットがいつもやってるエントリーをして


ソレだ!(ガタッ!!
  ( ゚д゚) ガタッ
  /   ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
  \/   /

と思った俺。迷いなくドライブするシーンはマジで胸を熱くする。徐々にフィットしてきたタマヨがCSに向けて進化をし始めている。

タマヨの大学時代のハイライト貼っておきます

いつ見ても惚れ惚れするシュートフォームだなぁ。

■マシュー・ライトの技術の幅がえぐい

私は決めました。マシュー・ライトの事はプロフェッサー(教授)と呼びます。ピック&ロール(PnR)の使い方がBリーグで一番上手い。というか全部正解を提示してくる。

良いディフェンスってどんなんかな~?って思った時、自分はオフェンスの選択肢を出来る限り少なくする。ってのが良いディフェンスだと思うんだ。

G2のキングスは良いディフェンスしてたよ。マシュー・ライトの選択肢を少なくさせてたし、時折対応を変えて慣れさせないようにしてた。

でも彼はプロフェッサー。
プレッシャーの強いキングスの良いディフェンスを受けながら全て正解を導き出した。

その光景はほとんどレッスンのそれ。PnRに対するディフェンスの突破の仕方をキングスに享受する様に得点とアシストを積み上げて終わってみれば

33分出場
17得点12アシスト


アシストの内訳を計算していないけど全て2点だとしてもひとりで41得点分作り出してることになる。あと、あれだけボールを触ってパスかドリブルかシュートか判断→行動しまくってターンオーバー1はちょっとレベチ。

勝ったからいいけどさ。・・・危ないよマジで。

■待望の小さな巨人デビュー

1月にチーム合流してようやく4月帯同最終日にガベージタイムを作れた。
※ガベージタイム→試合が決してお互いベンチメンバーが出てくるあの時間帯

24秒間の出場で1アシスト。それだけでも素晴らしい結果だったと思うけど、印象的だったのはインタビューで協力してくれた関係者の皆様へ感謝を述べるのと、両親への具体的な感謝の気持ち。

ありゃ泣くわ(´;ω;`)

バスライの映像ではインタビュー中須藤君の後ろに岸本が映っててうんうんと頷いているところも含めて、沢岻直人→金城しーげーと与那嶺翼→岸本からそして須藤君、平良君と紡がれていっている沖縄の歴史を感じずには入れなかった。


来シーズンこそは二人とも得点を楽しみにしてるよ(^▽^)/たつまるおじさんより


最後ダンカンめっちゃいい兄貴。

■まとめ

エバンスと船生が頑張ったのにビュフォードなにやってんだよ!怒

エバンス、船生・・・カタキはとるからな。



キングスをCSモードに進化させますか?

   はい  ◀◀◀
   いいえ


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