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【残念】八村塁W杯 不参加表明(´;ω;`)ウゥゥ



■八村塁がW杯参加を辞退


八村塁が沖縄で行われるワールドカップの不参加を表明した。

自国で開催される祭典にスター選手が出られないという事になると戦力ダウンは避けられないし、注目度も下がってしまう。

ただキャリアの大きな岐路に立たされている八村塁に大きな理解を敬意を示したい。
まだ八村本人のコメントを読んでない人はぜひ読んで理解してほしい。

■八村塁の制限付きFA(状況整理)


NBAの契約は色々とややこしいので現在の八村塁の契約の状況を簡単に整理します。

八村 塁 
所属 LAレイカーズ
■ルーキー契約最終年
■年俸 約8億円

NBAはべつに宣言しなくても自動的にFAになるので他球団からオファーがあれば交渉の席につくことになる。

レイカーズに移籍してプレーオフで評価を上げた八村塁の推定の価値は

年俸 15億~30億円程度になる

八村塁を必要とするチームはたくさんあると考えられるので複数の球団からのオファーがあると予想される。


見出しの制限付きFAというのは

八村塁に対して他チームは好きな年俸を提示して交渉することが出来る。八村が契約を受け入れれば契約合意。


契約合意

八村が契約合意したあと
レイカーズは八村が合意した契約(年俸)の同額を支払えば八村塁を残留させることが出来る。(優先権を行使)

他チームが提示した年俸を支払えなければそのまま移籍となる。



レイカーズは八村塁を高く評価しているけどサラリーキャップ(選手に支払える総額の制限)の問題で20億円前後の年俸しか払えない。
25億~30億円のオファーがあればほぼ間違いなく移籍。

レブロンとADとう2大スーパースターがいてレイカーズという歴史ある球団に居るために貰えるはずの年俸を割引して残留するか

自分を最大限に評価してくれるチームに移籍するか・・・・

八村は間違いなくキャリアの分岐点に立っている。




■いやメンタルヘルスの問題忘れてない?


「選手は健全で強くあるべきだ。」

なんとなくそういったイメージがあると思う。

特にその人が職業にしているスポーツに関しては完璧であるべき。

いやいや別にそうじゃなくてもいいよね。


そもそも八村塁は東京五輪後にメンタルヘルスの問題でシーズンの半分を休養にあてている。


後述するけどコート外の心労・メンタルのダメージが大きい。
トップ選手は国民全体の期待を背負うし、良くも悪くも注目が集まる

20代前半のそこそこの若者がその全てを受け止め、消化できるわけがないし、一度詰まってしまった悪い感情は雪だるま式にどんどん膨れ上がっていく。

現在、八村塁はレイカーズの重要なメンバーだし
レイカーズに残留するか別チームに移籍するか・・・未来を決める大事な時期でもある。

フリーエージェントはそもそも批判する人も増えるし、それに加えてワールドカップの心労も考えると・・・・

今回の辞退は良かったのかもしれない。

八村が健全なメンタルでキャリアを過ごすことの方が私は大事だと思う。

※できればパリ五輪で見たい(´;ω;`)


■ハーフ選手への差別的意識


センシティブな問題なので読みたくない人は読まないでください。




近年、日本代表選手にハーフのトップ選手が増えてきている。

  • 大阪なおみ

  • 八村塁

  • サニブラウン

他にも日本代表クラスの選手は数多くいる。
そもそも国を背負って戦うことは称賛だけではなく
負ければバッシングの対象になり、SNSが発達した現代では選手に直接ひどいメッセージが来ることも多くあるそうだ。

群馬クレインサンダーズの八村阿蓮のもとに届く「●ねクロンボ、生まれてきたのが間違い」等の誹謗中傷のメッセージにたいして兄の八村塁は「そんなのは日常茶飯事」と言っていた過去もある。


約3分の2がオリンピアン選手が

メンタル状態のことを話すべきではない

という風に思っているとのこと。

こんな傷つける為だけの事を言われても「メンタル状態のことを話すべきではない」と思っているマインドなのだとしたら、どんどん自分のココロが擦り減っていく。

心ない誹謗中傷に気を病むことは無いと言われるけど自分では解決できない外的要因が強すぎる。

自分のコントロール外のストレス、心労に関しては大坂なおみの様にさらけ出してしまうことも大切な手段になる。

必ずしも強く健全である必要はない。


ハーフ選手は肌の色が違うことが多く目立ってしまう。
目立つが故、違うことが視認出来てしまう故、スケープゴートにされやすい。

悲しいけどそう見えてしまう。



国を代表して戦ってくれる選手に対して、尊敬の念を表するどころか誹謗中傷をすることは絶対にダメ。

当たり前だけど、何度でも言うよ。

誹謗中傷は絶対にダメ


※どんな誹謗中傷もダメなのは理解していますが今回は目立ちやすいスポーツ選手、著名人に限定して配信させていただきます。



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