vs大阪というかvsDJニュービル
4月5日㈬対戦時はDJニュービルにギャップを突かれまくってDJ一人に34得点されてしまい、88-89点の取り合いになって1点差で敗戦した。
DJニュービルの所でのピック&ロールをどう対処するのか。地区優勝するために苦手な大阪をどう攻略するのか。
今日もつらつら書いていきます。
■DJの好きにはさせん系ディフェンス
いやー良かったよ。キングスの「DJニュービルの好きにはさせん」って感じのディフェンス。小野寺とフリッピンなんかは「ボールに触らせませんけど?」みたいに気合が入ってて、ボールを持たれたとしてもガチンコでぶつかってプレッシャーを与え続けてた。
前にもどこかでかいたけど強力なハンドラーに対してマッチアップを変えてもハードにディフェンス出来るのはキングスの強み。
相手からしたら、
今村、小野寺、コー、松脇、牧、田代のファウルマネジメントしながらディフェンスで当たってくるって冷静に考えて地獄でしかないと思う。
DJタイムを発動させなかった強度の高いディフェンス、素晴らしかった。
今村の対人ディフェンスがバキバキに上がってきてるよね。
3月にEASLで強力なハンドラーとのマッチアップを経験したからか、島根のビュフォードやFE名古屋のジェレミー・ジョーンズ、今節のDJもしっかりディフェンスで影響を与えまくってる。
今まではディフェンスのタスクが大きかった場合、オフェンスでの活躍が小さかったけど、シーズン終盤戦、ディフェンスもオフェンスもチームの心臓になるくらいの活躍をしている。ちょっと今村が止まらない。
■日本を代表するウイング今村佳太
私は現段階で今村より優れた日本人のウイング選手をあげられない。
今の今村はそのくらいスペシャルな選手だと思う。
オフェンス、ディフェンス、両面で活躍できる2WAYプレイヤーだと思うし190㎝以上でスピード、フィジカル、スキルが揃ってる稀有な存在。
最近はハイプレッシャーの中での安定して活躍も目立ってきて、エース独特の雰囲気がただよっている。
ちょっとマジで日本代表に呼んでいただけませんでしょうか?
優勝したらマジで逆転日本代表選出あるよ!
■セナスティ岸本のバスケIQ
皆さん、セナスティって知ってますか?
私はこの試合まで知りませんでした。
背中でスティールって技術があるって事を。
セナスティ岸本は司令塔の経験も豊富なため、相手が何をしてくるのかあらかじめ予測する能力が高い。
DJニュービルのドライブコースやパスコースを限定して、ディフェンスがヘルプに出た場合のカバーのローテーションなど相手の攻撃の1手2手先を読んだ気の利いたポジショニングが光った。ピカピカに光ってた。
セナスティしたプレーも、DJのドライブコースに一瞬入って、自分のマークマンに戻る(チェックバック)という「パス出すなら逃げ道はここよね?」みたいなドライブコースを消してそのあとにパスコースを消すというポジショニングだけで駆け引きに勝利しためっちゃ素晴らしいプレーだった。
セナスティって言ってるけどめっちゃすごかったよセナスティ。
岸本と松脇はこのチェックバックを徹底していた。多分得意っぽい。GAME2も要チェックや!
■大阪の謎のディフェンスシステム
大阪の3-2ゾーンからのマンツーマンのシステムのルールがよくわからんかった。あれはなんだい?
ゾーンに変わったと思ったら24秒の途中からマンツーマンになってるし混乱するからやめて。
キングスはただでさえゾーンの攻略が苦手なチームなんだからこんな変わり種出されたらたまらんよ。
あのディフェンスルールわかる人いますか?
どこまでがゾーンでどのタイミングでマンツーマンになるのか・・・。
わからぬ。
■もっと大阪ハシタク使ってほしいよね
木下誠の台頭によりなんだか元エースになりつつあるハシタクのプレータイムが減少している。
昨シーズンまで日本人エースだったけど、怪我の離脱とかでパフォーマンスが低下しているのかな?
ハシタクのアスレチックなプレーが全く見られなくなった。
チームの役割的にもコーナー待機。
いやいやハシタクは3ポイントあまり得意じゃないだろ、アタックさせてこそよ。
もっと・・・こう・・・ねぇ?
■タマヨは今シーズン出れないかも?
大阪戦GAME2で得点差が開かなければタマヨの今シーズンのプレー機会はないかもしれない。
なんでかって言うと、ディフェンスの強さが求められる試合にタマヨの出場機会は与えられてないから、レギュラーシーズン最終節の広島シリーズまで地区優勝が決まらなければ、出場機会がない気がする。
ましてや強豪としか対戦しないCSは出場機会がないと思う。唯一考えられるCSのシチュエーションは川崎戦のスリービッグにぶつける可能性があるくらいじゃないかな?
個人的には広島のスリービッグにもぶつけて欲しいけど桶谷HCはそのへんはシビアに使わなさそうだし・・・
だからG2はスタートダッシュかまして得点差を維持してタマヨのプレータイムを作ってあげてほしい!
■まとめ
G2はセナスティ岸本の気の利いたディフェンスと解説・与那嶺翼U18コーチの「うわー上手い」に注目しよう。
とりあえずクォーターファイナルのホーム開催権はゲット。まだまだ気を抜けないぜ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?