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縁って、実はとても脆弱なものだと思うんです。どちらかが一度でもぞんざいな扱いをしたら、あっけなくちぎれてしまうぐらいに。

つまり、また会いたい人がどこにいるかわからないときは。言葉を交わすチャンスさえないときは。
「その人に対してちゃんと誇れる自分でいたらまた会えるって、私は信じています。」

「月曜日の抹茶カフェ」青山美智子


人と人の関係は一本の糸のようなもので、一度切れるともう元には戻らない。
一方で、切れない限りはどんなに糸が細くなっていても、再び会えることがある。
それが縁。

何のために生きるのかわからなくなることは往々にしてあるが、大切な縁を繋ぐために、誰かに対して誇れる自分を目指し続けているのかもしれない。

自分1人だけで初めて、自分1人だけで完結するのが人生なら、何も頑張ることはできない。
ただ世の中には「繋がり、縁、糸」が確かに存在するのだ。

自分の知らないところで、自分のしてきた行動が"何か"になっている可能性がある。

誰かに手を差し伸べられているかもしれない。
誰かを笑顔にしているかもしれない。
その一つ一つが、縁を繋いでいく。


その為に、自分を大切にする。
自分の一つ一つの行動に意識を向ける。
辛いことの多い世の中。希望は目に見えにくい。
それでも、毎日の積み重ねが、きっと自分の大切にしたい縁を手繰り寄せる。

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