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いらっしゃいませ。これから末長く......(前編)

一年前。

先生から借りていたα900は返却の時を迎え、その瞬間は特に思い残しもなく円満にお別れしたつもりでした。

しかし、手元から離れた後になって、このカメラで撮ったスナップやポートレートが、それはそれはとても良い具合に仕上がっていたことに気付き、さらにその感触は当時のマイカメラE-M5 IIIでは到底再現できないものだとも気付き、いつの間にやら僕の心はたった一つの目標を据えてしまったのです。

「α900を、絶対に手に入れる」

そう決意してから、一年強。

本当に長かった。いつ手に入れられるのか。タイミングを伺い、ヤフ○クを眺めては恋心を募らせ、胸が苦しくなるほど恋焦がれた約一年。

もう、もはやなんでもいい。
α900が手に入れば、それ以上は何も望まない。
それほどまで、僕はたった二ヶ月しか使わなかったカメラに心酔の限りを尽くしてしまったのです。

ここまで読んでくださったのならもう分かっているとは思いますが、今回は非常に気持ちの悪いα900大好き人間が、その愛情の赴くままにこのカメラへの劣情を吐露するだけの誰得noteとなる予想です。逃げるなら今です。

では続けますよ。


お疲れ様です。TATSUKIです。

前回はかなーーーーーり控えめにα900への愛をつらつらと書き連ねたのですが、やはり控えめに書いたので僕のこのカメラへの愛は10%もみなさんに伝わっていないと思われます。
伝わったところでドン引かれて終わりだとは思いますが、今回は全てのストッパーを外した、原液状態でお送り致します。

ついにα900が僕の手元に来たんですから!
やってやりましたよ。

どれだけこの瞬間を待ち侘びたか。みなさんに分かりますか!?この僕の気持ちが!?

では僕の一生涯の愛機となってくれるα900くん、外観をどうぞ。

ギャーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
かっっっっっっっっっこよすぎませんかね。まず外見がイケメン過ぎると思うんですが……。どうでしょうか。

ペンタ部のペンタプリズム感(?)が本機の最大の特徴でしょうか。とんがりぼうしのようで可愛らしくも格好良い。素晴らしい。

あと、角が丸みを帯びているのに、直線的なデザインが相まってすんごい筋骨隆々なボディに見えますよね。頼り甲斐のある見た目です。持つだけでテンションがぶち上がります。

調べてみると僕の個体は約16000回のレリーズ回数でした。思っていたより数あって驚きましたが、まあこんなもんでしょう。まだまだいけますし、外装が美品なので万事オッケー。

グリップは深いです。でもなんと言うか、ずっとホールドしておけるような持ちやすさはないと思いますね……。このあたりは最新のα7IVがめちゃくちゃ持ちやすいので進化したんですね。

そして本機種最大のストロングポイント、ファインダー。
覗いたら声が出ちゃうほどデカくて明るいよく見える!この世に存在する全てのレフ機と比べても最強レベルの完成度であることが伺えます。なのに次期機種はEVFになられました。何をしているんでしょうか。

手ぶれ補正も載ってます。3段分の補正効果だったと思いますが、これが割と止まります。ブレが全くなくなる訳ではないんですけど、なんとなくいい感じに補正してくれていますね。

色々機能が搭載されてますが、何よりもこの外観、めちゃくちゃカッコいいですよね。愛機OLYMPUS E-1も飽きのこないカッコよデザインで好きなんですが、α900も似たようなものを感じます。僕の好みというか、無骨で良いです。

今も眺めながら執筆しておりますが、ボディに目をやると口元が緩んでしまいます。

なんというか、オシャレじゃないですか?
昨今のミラーレス機って、機能美を追求している感。言うなれば洗練された外装に身を包んでいるカメラばっかりで、それはそれで良いんです。でも、一昔前のカメラ、オールドデジタル機のこの、THE・カメラという佇まい。これがめちゃくちゃカッコよくて、もはやファションの域に達していると思っています。

ついついカッコよくて、鏡に向かって構えちゃいます。

ということで、ついに僕の元にお越しくださったα900さん。今回は外観への愛をひたすら吐露しました。
次回は作例編ということで、一旦締めさせていただきます。

後編もぜひご覧くださいませ。

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