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令和百人一首#百人一首恋の巻春


恋知らず ひとり見上げる 夜桜の はざまで笑う 白い三日月

『独り身で桜を楽しんでいると、ふと三日月が見えるのに気がついた。
 三日月が「今年もひとりか?」と笑っているような。そんな気がした』

恋の歌にはならないかもしれない。
「恋に恋する歌一首」というところでしょうか?
恋を知らない我が息子を皮肉った歌です。
弘前城のハートが浮かぶ桜を写している姿に、微笑ましさではなく切なさを感じてしまいました。
三日月は空の三日月であり、それを見ていた自分であります。
彼がいつか恋人とこの桜を見ることはあるのだろうか?
その日が来てほしいが…無理っぽいな。
実際、社会に出てからの出会いってないのでしょうかね?
だからマッチングアプリなのでしょうか?
ペケイチではあるけど、それなりの出会いと恋を経験した昭和っ子の自分には現代の恋愛事情はなかなか理解できないものがあります。
それでも来年の春は私以外の誰かと桜を見ていてほしいです。

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