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#6 アメリカ旅行記【前編】Black Rock砂漠

Cansatの大会であるARLISSに出場するためにアメリカへ.前編では出国から大会の終わりまでを書き残します.



1日目(9/9)

Cansatはネバダ州のブラックロック砂漠で行われるためロサンゼルス空港経由でリノ空港を目指します.NRT(14:40)→LAX(8:55)~LAX(19:55)→RNO(21:28)

体感的には深夜ですが,着いた時には朝なので変な感覚

ランチ

ロサンゼルス空港は荷物を預けられるロッカーがなく(預けられる車があったけど値段が高い),リノ空港行きのチェックインが開始するまで空港内で昼ご飯を食べたりして時間をつぶしました.

ご飯屋さんは国際線のトムブラッドレー空港にちょっとあるくらい

3000円くらいする

マンハッタンビーチ

無事荷物を預けてマンハッタンビーチに向かいました.4人で割ると安いので移動は基本Uber.

ものすごい長い
ショッピング街

街でアイスを食べたり,バレーボールとチームTシャツを買ってビーチでバレーをして過ごしました.
CanSat製作期間に頻繁にオールしていたのが功をなし(?)時差ボケにやられることはありませんでした.

リノ空港からホテルへ

再び空港に戻ってリノ空港を目指します.夜に着いたので,レンタカーの貸し出しとWalmart(スーパーマーケット)の閉店時間とで戦っていました.

高速道路が無料で1hくらいで行けた

無事.食料と水をゲットして宿があるFernⅼeyまで向かいました.深夜2時過ぎに就寝して長い長い1日が終わりました.

つかの間の休憩を終え,CanSatの再開です.

泊まった宿 Super8

2日目~7日目(9/10~15)

ARLISSの大会期間でした.ブラックロック砂漠までの2時間半を往復+宿でオールで製作する毎日でした.

ご飯は基本的にWalmartの冷凍食品とパン(と日本から持って行ったカップ麺とレンチンご飯).アメリカのスーパーは日用雑貨から食料まで何でも売ってるので困らないです.

大会のスケジュール

  • Day1:準備日

  • Day2:打ち上げ日(開会式)

  • Day3:打ち上げ日 1回目打ち上げ

  • Day4:打ち上げ日 ホテルで製作

  • Day5:打ち上げ日 2回目打ち上げ

  • Day6:予備日(技術交流会・閉会式)

CanSatとは、空き缶サイズの容器の中に、衛星と同じ機能を持った模擬衛星のことです。このCanSatは、実際には宇宙には行かず、気球やロケットで上空まで打ち上げられて、その後放出し、パラシュート等を開いて降下中に様々なミッションを行います。

大阪公立大学 小型宇宙機システム研究センター

砂漠への道のり

片道120miくらい?(1mi=1.6㎞)

砂漠までは基本的に一本道で70mi/hくらい出してました.壮大な自然に圧倒されました.

信号がないのでペーパードライバーでも運転できる

途中に小さな街(ガーラック)があります.

風が少ない時間に打ち上げたいので日が昇る前に出発

一週間前までBurning Manが開催されていたみたいで,片付けの車とたくさんすれ違いました.クレイジージャーニーで観た時からちょっと興味がある.

居残りの規模も期間も世界レベル

砂漠とは言えど地下水脈がある場所や水はけの悪いところは車がはまって抜け出せなくなるので,大会のベースキャンプまではいくつかの座標ポイントを経由して進みます.

砂ぼこりで前の車を見失わないよう速度を下げて走行.10miもの退屈な運転です.

4mi先くらいが地平線

CanSat打ち上げ

打ち上げの様子です.4000m上空に打ち上げるので風によってはCanSat機体がかなり遠くまで飛ばされます.

砂漠は乾燥していて日陰だと涼しく(朝と夜は寒い),日向に出ると暑いです.ゼルダで学んだ通りでした.
湿度の高い東京より砂漠の方が快適です.

1日に何発も打ち上げが見られる

色々な苦労はありましたが,無事2回の打ち上げを行い,自分たちのCansatプロジェクトは終わりました.悔しい気持ちも残りましたが良い経験になりました.

CanSatで得た学びは以下の記事にまとめました.


観光の様子は後編で

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