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iPhone、本、ゼルダ、上半期、小袋、タトゥー、夏

2020年から使用しているiPhone SE2の充電コードの差し込み口が劣化してきた。プラグを何かで押さえつけていないと充電できなくなってしまった。充電完了まで至って退屈なので、その劣化を意識し始めた頃から今日までに感じた事柄をシェアしていこうと思う。

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最近近くの書店で、「暇と退屈の倫理学(國分 功一郎)」がオススメされていた。加えてイケてる高校の後輩が読了報告をしてくれていたのだけど、「センスが良さそう」という理由のみで購入を決めるのだけはオススメしない。なぜなら、自分は買って後悔したから。哲学書というのは実に厄介で、現代文テストで、問題文が全く理解できない時と同じように、「ただ日本語だけを追っている」感覚に晒されるから。固有名詞がわからないからいちいち調べていると文章内の現在地を見失ってしまう。「低速の時に頼るGoogleマップ」と同じ。

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話題の「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」を購入した。

きっかけは特になく、「話題だから」といったところだろうか。価格はというと、7000+円くらいだった気がする。ゼルダの伝説シリーズは初めてプレイするからそれなりのワクワク感があった。なんせ、オープンワールドだ。成人男性にとってのオープンワールドは5歳男児にとっての仮面ライダーと同じだ。だけど、購入後に自分のSwitchのコントローラーにある問題があったことを思い出した。それは、左スティックの前方に倒す操作が一切効かないこと。(要は、オープンワールドなのに前に進めない)それまでは、横スティックだけでなんとか操作できていたバスケットボールのゲームをやっていた(無理して)から支障がなかった。オープンワールドのゲームで前に進めない。その上、クリア想定時間が約100時間という情報も無事にインプットされノックアウト。14時間踏ん張ってみたところで一切やらなくなってしまった。ソフトの価格が7億円だったら人生終わってた。

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KID FRESINOが尖ってる時のインタビューを読んだ。東京の嫌いなところは?と聞かれて、「若者がダサいところ」と回答していた。「ダサい」の具体については言及されてないけど、これじゃダメだと思います。と言ってた。とても抽象的で全面的に肯定するのは危険だと思うのだけど、感覚的にはわかる気がする。好きなアーティストが言っていることについて、「好きだから」という理由で賛同するのは危険だから軽く同意したくないけど。こういうことなんだろうね〜、彼が言っているのは。ファッションとかそういうダサさじゃなくて、もっと根本の姿勢というかそういうところ。

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それはそうとて、「やりたいことだけどお金にならないこと」「あんまりやりたくないことだけどお金になること」、どっちを選ぶ?前者を選べるほど清い人間じゃないから困ってる。一旦報告しておきます。

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2023年も上半期が終わったので、正月にInstagramにポストした今年の目標でも振り返ってみようかな。

・大学の友達を作る
いきなり現実を突きつけられて困る。できるわけないよね?授業も1教科しか行ってないし。イヤホンつけながら受けてるし。ゼミには入ってないし。てか、あれだけ学生がいる空間で自分だけが友達いない事実が素晴らしいことだと思ってきちゃってるもん。唯一無二だろうがよ!という気持ち。

・好きなものを信じる
信じると肯定することはまた別の話だということを学んだよ。

・noteを継続する
継続できていますが何か?

・新たに継続できるものを見つける
見つけられてないので何かアクションしなきゃダメだな、、、Threads始めましたよ。

・1ヶ月に3冊以上の本を読む
買ってはいます、いつか読む日のために。正直、積読も立派な読書であると考えています。積読している本のうち一番読みたい本は、「言語学バーリ・トゥード: Round 1 AIは『絶対に押すなよ』を理解できるか」です。Round2が出る前に読み切りたい。あと、ヴァージルアブローのダイアローグも残ってる。完全に飾りだ、というか後者に関しては、読んでも文字を追っていくだけの時間になりそうなので手をつけられていない。

・ベストバイを意識した買い物をする
「ベストバイ」の「べ」の字も書けないくらい意識できていないです。上半期で買ったもののうち一番いらなかったもの、試着無しで買った古着のトラックパンツです。ウェストを締める紐がなかった上に、ポケットに穴が空いていました。マジでキレそう。

以上。

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1問1答というインタビュー形式は発見があるから面白い、最近面白かったインタビューは、アーティスト小袋成彬の22問22答。

全部彼特有のクサみがある、最高だった。あえて口語調で記載されているのもいい。ネットの記事だと、文語体で推敲されたものがよく出てくる、けどそれだとしゃべり口や個性が十分に現れないから結果、物足りなくなってしまうんだ。

「最高の音楽をクックしてるアーティストなんだから」wwwwwww

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でも、タトゥーとピアス、って自分の体を傷つけるという観点においては、同じことだよなぁと思い、「産んでくれた親に申し訳ない」みたいな論を展開してくるタトゥー反対派に対する勝ち筋を見つけることができました。(これは擦られてるんだろうけど、)なんかそもそも、日本のタトゥーに対する価値観てどこか本質的じゃないなぁと思う、ズレてる。ヤクザと同じだから銭湯はダメだとか、変な目で見られるとか、間違っちゃいないんだろうけど、そういう固定観念に雁字搦めな大衆の方がよっぽどダサいなぁ、なんて思っちゃう。

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ま、夏楽しんでいきましょうや。


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