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環境と農業とときどきブリコラージュ

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こちらのマガジンでは主に農業、環境について書かせていただこうと思います。フランスに住んでいるので現地の生活のことや哲学などもシェアしながらゆるく投稿していきます。
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里山資本主義(藻谷浩介さん著書)における『マネー資本主義』と『SNS(YoutubeやInstagramなど)におけるいいね/登録者数資本主義』との類似と比較

今回の記事は読書感想文ではありませんが 最近読んだ本の中で特にガツんと衝撃をうけた藻谷浩介さん著書「里山資本主義日本経済は『安心の原理』で動く」 を読んでから感じたこと、そして里山資本主義の対となる言葉としてあげられていた『マネー資本主義』にふれながら 現在のSNSにおける『いいねの数』『登録者の数』への個人的に思う疑問を書いていこうと思います。 まず「里山資本主義日本経済は『安心の原理』で動く」の本についてですが現代の日本における産業的農業、または工業的農業 について様々

『必要なものはすでに自分の中にある』〜コロナウイルスが流行っているこんなときにこそ役に立つブリコラージュ思考法〜

Bonjour ! 前回のブログで内容につきましては詳しく書かせていただきましたが、フランスでは現在正当な理由と書類がない限り外出ができない状態となっています。 僕が通っている大学院のが閉鎖してからも講義はオンラインで引き続き行われますし、論文や課題の量は普段より増えました。 なのでインプットすることとアウトプットすることの繰り返しをしており実際に暇ということはありません。 でも外出への規制がかかった現在ではヨーロッパを中心に『やることがない』『ひま』『いつもの生活に戻

本質的な問題提起と解決方法とは?

Bonojour ! ボンジュール! 久しぶりの更新になります! 新学期がはじまりまして、農業政策の授業の比重が高くどちらかというとポリティックス(政治)の授業は比較的減りました。 課題とリーディングは山積みですが毎週自分の欠点を発見したり、新しい知識見解ができているので刺激がたくさんの学期になっています。 そして今回のブログのテーマですが『本質的な問題提起と解決方法とは』にしています。というのも最近読んだあるコラム『分解されるプラスチックバック』を読みました。内容とし

第2回:フランス人と日本人の違い編

Bonjour !! 投稿が遅くなってしまいすみませぬ。 絶賛投稿遅延中でございます。 DSといってテスト期間なので来週までは投稿少し遅くなりますが お許しください。 P.S ちなみにリールの夜は1〜3度まで落ち込み 外出の際はウルトラライトダウンを常に着用おります。 フィードバックや指摘、意見をするうえで 日本人とフランス人で異なるなと気づいた今日この頃でございます。 ですので今日はそれについてふれながら僕の生活について 書かせていただこうと思います。 Erin

たつき仮説第1回          フランスと日本の違い編

France : Rule based culture Japan : Air based culture フランス:ルールの国 日本  :空気の国 ご存知の方もいると思いますがフランスに住んでほぼ1年半が経ちます。 そして日々生活をおくるなかで最近すごく疑問に思うことがあります。 なぜフランスでは環境問題について国レベルでストライキをおこすのに 個人や目に見える単位では毎日のようにポイ捨てをするのか? それはフランス人という国民性がでているのかもしれないな