感想:北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝 (1):昭和の大ヒット実写ドラマの舞台裏実録マンガ!?

姉がケンシロウ役の俳優さんのファンだったので、私も子供の頃は姉と一緒にこの実写ドラマを見ていました。懐かしいです。
この本は当時の撮影の舞台裏を描いた実録マンガで、とても興味深くて楽しい撮影秘話が満載です。
次巻ではユリア役の女優さんの降板騒動の真相が明かされるそうなので、今から読むのが楽しみです。

ところで奇妙なことに私の周囲の人にこの実写ドラマのことを知っている人が誰もいないのです。
「マンガなら知ってるけど……」とか言って、変な勘違いをしている人ばかりです。
酷い人になると
「有名マンガの脇役を主人公にした外伝作品は沢山作られたけれど、実在したドラマの回顧録にしたのは斬新だね。
マンガの非現実的なところをどうやって撮影したかがギャグとして面白いし、原作のシリアスなシーン程かえって笑える撮影風景になってるのもいいね。
ドキュメント的な人間ドラマにもなっているし、この俳優や監督たちがケンシロウやリンと同じくらい好きになったよ」
などという妄想を延々と語る始末です

ともかく私と同じように北斗の拳が好きな人は必ず楽しめる実録マンガなので、是非ご一読ください