感想:あせびと空世界の冒険者(10):大団円。ロボットと人間の恋というテーマからは逃げた?

SF冒険譚は本巻で大団円を迎えました。
最後は駆け足気味の展開でしたが、伏線を回収し、それぞれのキャラクターの物語をきちんと片付けてキレイに終わりました。

ただ、終盤直前までに描かれていたロボットと人間の恋というテーマを、実は生身の本体がありました、という形で解決したのは、良かったと思うと同時に難しいテーマから逃げたとも感じました