背水の陣
背水の陣とは?
川や湖、海などを背にした陣立て。もう逃げ場はないと覚悟した上で、ものごとに取り組むことのたとえ。【コトバンク】より
韓信は河川戦闘がおはこのようになっていた。
黄河の渡河戦では舟を用いず、木製の瓶を無数にあつめて舟艇がわりにし、それによって敵の計算外の場所から渡航して意表をついた。井脛口の戦いではてい水という流れを背にしていわゆる背水の陣を布き、烏合の衆にすぎなかった自軍の士卒に前進する以外逃げようもないという死にもの狂いの決意をさせた。【項羽と劉邦 下巻より】
劉邦軍には天才軍師、韓信がいる。
この戦いで韓信は敵の楚・斉連合軍を川のにおびき寄せ、上流でせき止めていた水を一気に放流し水死させた。大胆な奇術を使い必ず勝つ、これが韓信の天才軍師たる所以である。
敵に必ず勝つことも大事だが、味方の兵に前に進むしかないと決意させたところがすごい。
わたくし、クレ村長は近年の気候変動による豪雨などで水田の栽培方法やこれから生きてゆくすべを考えざるを得ない時期に来ている。
立ち止まって考えることは大切なのだが、「○○しとけば良かった」「自分の選択は正しかったのだろうか?」など後悔の念に押しつぶされそうになっている。
しかし、人生の中で選択する場面は幾度となく来るのであり、腹が決まった人間は強い。
わたしも韓信のように、前進する以外に方法はないとの気概で背水の陣の奇術を使ってみることにする。
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