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日本基督教団は安倍晋三元首相へのテロを煽動した責任を家庭連合に転嫁するのか

誰かをヒトラーになぞらえることは、問答無用のテロを煽動する宣伝活動です。家庭連合(旧統一教会)を迫害してきた左翼勢力は安倍晋三元首相に対して、それをやっていました。

平和安全法制が国会で議論されていた時、左翼の活動家たちは安倍晋三首相をヒトラーになぞらえることによって、安倍さんに対する問答無用のテロを煽動していました。当時の日本人キリスト教徒の指導者たちの多くは、そのような過激な運動に対する支持を表明していました。

令和4年10月1日、ひとり電車に乗って、伊勢に向かいました。外宮と内宮で参拝し、自らの過ちの赦しを乞い、普通の日本人になることができるようにと祈りました。安倍晋三さんが逝去したのは、7月8日のことでした。その安倍さんの著書の中に、遠藤周作の『沈黙』について含蓄のある一文があることを知りました。

安倍さんの一文を読んだ時、踏み絵を踏んで棄教したポルトガル人宣教師ロドリゴと自分の姿が重なっているように感じました。安倍さんはロドリゴの生き方を肯定的に捉えています。

「結果的に何を選択することになろうと、帰属するということは、決断するさいの基準をもつということである。それは、自らの生き方に自信や責任をもとうという意識のあらわれでもある。身の処し方といいかえてもよいが、そういう人の人生には張りがある。」[1]と安倍さんは述べています。

そのテロが現実に起きてしまった後も、テロを煽動したキリスト教徒たちから反省の声が上がることはありません。

それどころか、日本基督教団は日本キリスト教協議会に加盟する諸団体と共に、「世界平和統一家庭連合(旧・統一協会)に対する解散命令請求に関する声明」[2]を2023年11月25日に発表し、政府が「解散命令請求を裁判所に提出したことを評価」すると述べて、安倍晋三元首相に対するテロを煽動した責任を家庭連合に転嫁しているのです。

[1]安倍晋三『新しい国へ 美しい国へ 完全版』文春新書、2022年7月25日、p.97。
[2]https://uccj.org/news/47969.html

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