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ガザへの緊急資金援助を表明した茂木敏充外務大臣に対する疑問

茂木敏充外務大臣は、6月7日のエジプトの外務大臣との電話会談で、ガザ地区に対する最大1,000万ドルの緊急資金援助を提供すると約束した。これはガザ地区を支配するテロ組織に対する報酬ではないか。イスラエルに対する大規模なテロ攻撃を実行したテロリストに対して報酬を与えることは、やめていただきたい。

しかも茂木大臣はイスラエル・パレスチナ間の信頼醸成に取り組むことを強調した。茂木大臣は、民主主義国家とテロ組織を同等に扱いながら、テロ組織を信頼することをイスラエルに求めているのだ。いったい誰が、この不合理な意見に同意することができるのだろうか。

茂木敏充外務大臣がテロ組織ハマスを信頼するようイスラエルに求めたことは、大臣自身の道徳的な価値観の問題を露呈しただけでなく、テロ組織によるプロパガンダ戦争についての認識の欠如をも明らかにしている。偽りの情報の拡散によって国際世論を味方につけることは、テロ組織の常套手段なのだ。

問題はそれだけではない。茂木外務大臣はこの期に及んで尚も「二国家解決」の支持を表明している。ガザを支配するテロ組織ハマスは、イスラエルの一般市民を標的とした大規模な攻撃を実行しながら、ガザの一般市民を人間の盾として利用している。茂木大臣は、この二重の戦争犯罪を公然と行ったテロ組織にパレスチナ人を統治する資格があると考えているのだろうか。


https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000489.html

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