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日本共産党と日本のプロテスタント教会による統一教会迫害の構図

日本共産党と日本のプロテスタント教会が一体となって、統一教会に対する迫害に取り組んできた構図が、少しずつ見えてきました。

統一教会の信者に対する脱会活動に関する古書の収集を、先週から行っています。インターネットとアマゾンの配達サービスのお陰で、素早く収集できました。

①浅見定雄『統一協会=原理運動--その見極めかたと対策』日本キリスト教団出版局、1987年。
②川崎経子『統一協会の素顔--その洗脳の実態と対策』教文館、1990年。
③『原理運動と勝共連合--「教義」と実態』日本共産党中央委員会出版局、1978年。

①と②は、牧師たちのためのマニュアル本のようなものです。どちらも、日本基督教団の教師によって執筆され、キリスト教の書物を専門に扱う出版社から発行されています。

③は日本共産党が出版した書物です。①と②の参考文献に中に、③が挙げられています。

①と②に書かれている統一教会に関する悪評は、③に基づいていると思われます。牧師たちによって広められた統一教会に関する悪評の発信源は、日本共産党であったと言えそうです。

プロテスタント教会の合同教会である日本基督教団の教師たちは、悪びれることなく、無視論の日本共産党が発信した情報に基づいて、統一教会を貶める本を書いていました。

①には、大学生の息子や娘を持つ親が読んだら、不安になって夜も眠れなくなるようなことが書いてあります。

②の冒頭には、統一教会の施設で生活していた娘を、親と叔父たちが拉致して車で連れ去ったことが、赤裸々に書いてあります。にもかかららず、牧師である著者は、自分は拉致監禁には関与していないと主張しています。不安に陥れられた親を使って息子や娘を拉致させておいて、監禁状態に置かれた若い信者のところに牧師が行って説得するという構図があったことが分かります。

③は、「はじめに」のところで、統一教会がKCIA(韓国中央情報部)の手足として、国際的な活動をしている点、日本国内では自民党を支援している点を強調しています。共産主義に反対する勢力である統一教会を、日本共産党が敵視したのは当然のことです。この本は、統一教会の教義についても議論しています。この本を読めば、統一教会の教義を批判することによって、日本共産党がキリスト教団体を利用しようとしていたことが分かります。

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