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赤十字社の冷酷な反ユダヤ主義

昨年10月7日のハマスによるテロで拉致されたイスラエル人に対して、残念ながら赤十字社は何も実行していません。実は第2次世界大戦のホロコーストの時も、赤十字社はユダヤ人に対して何もしていませんでした。戦後になって明らかになった資料によると、赤十字社はナチスによるユダヤ人に対するジェノサイドをよく知っていたにもかかわらず、沈黙を続けることを選択しました。

過去の人質事件とは全く対照的です。イランの人質事件の際、赤十字社は占拠されたテヘランの米国大使館を訪問しました。 1996年にペルーで72人の日本人の人質がゲリラ部隊に拉致されたとき、赤十字社は食糧と医療援助を提供しました。 2008年にニューヨーク・タイムズの記者デイヴィド・ローデ氏がタリバンに拘束されたとき、赤十字社は妻からの手紙を彼に届けました。しかし、240人以上の人質がイスラエルから奪われたとき、赤十字社は何もしませんでした。

イスラエルの公式救急サービスであるマーゲン・ダヴィド・アドームは 、1930年に設立され、1950年に国会によってイスラエル赤十字社として承認されました。しかし、赤十字の代わりにそのシンボルとしてダビデの星が描かれていることを理由に、赤十字社はマーゲン・ダヴィド・アドームが国際機関に加盟することを拒否しました。イスラム教徒の赤十字組織は赤い三日月をシンボルとして使用しているにもかかわらず、イスラエルだけが拒否の対象となりました。マーゲン・ダヴィド・アドームは、設立から76 年後の2006 年に、ようやく赤十字国際委員会(ICRC) に受け入れられました。

資料:https://www.algemeiner.com/2024/02/20/the-red-cross-has-abandoned-israeli-hostages-and-its-pretense-of-neutrality/

画像:https://www.mdais.org/en/news/160224

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