みなさんこんばんは、福田達也です。
先日までの本が読み終わったので、また新しい本を読んでまとめていきたいと思います。次の本はこちら。『論理的思考のコアスキル』です。
読もうと思った経緯
以前の記事では、目の前の人に何かを伝えようとする時に、論理的に物事を整理する事が大事だという話をしました。
そのための技術が論理的思考力(ロジカルシンキング)と呼ばれる物事の考え方です。ロジカルシンキングに関する著書は世の中にはたくさんありますが、その中でもなんとなく良さそうだと思ったものが本書です。
どれだけ学びに変えられるかはまだ分かりませんが、アウトプットを通して自分の中に整理するとともに、皆さんにお伝えできればと思います。
本日は本を読む前に、著者の波頭 亮さんが論理的思考をどう捉えているかについてのインタビュー記事があったので、内容を共有するとともに、一部抜粋をして共有させていただきます。
該当の記事はこちら。原本を見たい方は是非ご一読ください。
結論に理由があることを「論理的である」という
自分の考えていることを相手にわかってもらうためには、「説得力」や「確からしさ」のある根拠とそれをもとにした結論が必要です。それでは、この説得力や確からしさはどのようにして作ればよいのでしょうか。
タテの因果とヨコの因果を意識する
そのためには、何故を掘り下げる「タテの因果」と、他に原因が無かったのかを広げる「ヨコの因果」を考える事が重要です。タテの因果を深堀りすることで結論が確からしくなりますし、ヨコの因果を広げることでこれだけ多様に考えているなら間違いないと説得力が増します。
論理的思考で意思決定と解釈の精度が上がる
論理的思考力が備わると、意思決定の際に様々な情報を整理して蓋然性の高い結論を出すことができます。また、タテの因果やヨコの因果を意識する癖がつくことで、ものごとの背景を考える力がついてきます。
考え方のフォームを身につければ論理的思考力は誰でも伸ばせる
野球やテニスのフォームと同じように、論理的思考も考え方の「フォーム」です。であれば、再現性があり誰でも身に着けることができます。一方で身についていない人が多いのも同じような理由で、身につけるのには努力が必要で、世の中のノウハウ本では結果にコミットをしていないからです。
論理的思考には知識と経験も重要
スポーツのフォームと同じように、論理的思考力を十分に発揮するためには、実践が欠かせません。日常や仕事の様々な領域において、「タテ・ヨコの因果」を意識することと、「蓋然性の高低」を考えることを続けていくことが重要です。
まとめ
今回は本を読むにあたって、著者がどのように論理的思考を考え、著書としたかについてのインタビュー記事を紹介しました。
論理的思考力は身につけることは大変ですが、意思決定の精度を高めたり、相手に伝わるように説明するために非常に重要なスキルです。インタビューを通して更に確信が深まり、読みすすめるのが楽しみになりました。
本日も読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。