見出し画像

OSが入ったHDDをSSDに換装するための手順【30分チャレンジ】

皆さんこんばんは、福田達也です。

昨日の記事では、SSDに変えることでパソコンでの仕事が快適になったという話をしました。今回はその換装の手順について備忘録も兼ねて紹介したいと思います。

換装の方針

HDDをSSDに入れ替えるためには、OSを含めたデータを丸々コピーする(クローンする)必要があります。クローンの方法は大きく、ハードウェア的にクローンする方法と、ソフトウェア的にクローンする方法があります。

ハードウェアクローン

今回選んだのはハードウェアクローンです。手順は大きく以下の3つで非常にシンプル。

1.パソコンの電源を落とし、HDDを取り外す
2.HDDからSSDへハードウェアクローンを行う
3.クローンしたSSDをPCに挿して起動する

2.について今回は、以下の機器を利用しました。クローニングの機能を持っているものであればなんでも良かったのですが、比較的安価で、以前購入したものが残っていたためです。

使い方もシンプルで、AのスロットにHDDを、BのスロットにSSDを挿し、ボタンを3秒以上押すだけ。今回のサイズは2TBでしたが、一日ほど置いておけば完了しました。

3.について、SSDとHDDはサイズが違うために変換マウンタが必要でした。今回はケース自体にコネクタが付いていて扱いやすそうな下記を使いました。お値段もお手頃で、簡単に換装できたのでおすすめです。

ソフトウェアクローン

ソフトウェアクローンは、以下の手順で行います。

1.PC起動中にUSB等でSSDを接続
2.起動中のディスクをソフトウェアでクローン
3.PCの電源を落としてHDDをSSDに入れ替える

ソフトウェアとして有名なのがEaseUS ToDo Backupだったのですが、2021年以降は有料版になっていました。無料版としては現在、Macrium Reflect8というものがあるそうですが、今回は利用しなかったのでわかりませんでした。

どちらが良い?

ハードウェアクローンのメリット

ワンボタンでクローン可能
クローンに関して、エラーなどがほぼおこらない
ディスクやソフトウェアの相性などを気にしないで良い

ソフトウェアクローンのメリット

新規に機械を購入しなくて良いので安価
容量の大きなディスクから小さなディスクにもクローン可能

個人的にはハードウェアクローンの方がおすすめです。ワンボタンでできて簡単な上に、ソフトウェア的な相性の問題や、起動中のファイルアクセスに対する懸念もないからです。

おまけ:余ったHDDをどうする?

換装して余ったHDDですが、PCにスロットが余っていたのでそのまま増設することにしました。SATAの電源ケーブルはマルチタップなものだったので追加接続できましたが、データ転送用のケーブルは1本しか無かったので新規に購入しました。

今回は購入したのはこちら。ストレートとL字が2本ずつ入っていて、場所を選ばずに使いやすそうだったことと、安価だったので。

最後に

今回はHDDをSSDに換装する手順について紹介しました。

クローンと検索するとソフトウェアでの方法の方がよく出てきますが、トラブルも多いと聞いていました。一方ハードウェアクローンはワンボタンなのでとても簡単でした。予算に都合がつくのであれば、専用の機器を用意するのがおすすめです。

本日も読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いできることを楽しみにしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?