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簿記2級うけてみた

本日、簿記2級受けてみました。私なりにこれまでの簿記への取組、簿記を勉強して感じたことなど振り返ってみたいと思います。

簿記を勉強はじめたきっかけ

元々、理系人間の私にとって、簿記とは無縁の生活で今後も仕事で簿記を使うことはほぼないだろうと思っています。。。そんな私がなぜ簿記を勉強し出したのか。仕事で経理やっているわけでもないですが、なんと言っても社会人としての基礎基本なのかなと思ったことが大きいです。いかなる仕事も企業活動(組織活動)に含まれるということにおいては必ずお金、利益がつきものなので、その企業活動を数値的に判断できるうってつけの資格ではと思ったのです。

簿記3級を挑戦してみる

そんなひょんな思いつきから、1年前の冬から勉強を始めました。と言っても目標もないと始まらないということで3級から勉強しよう!と思いつきます。さて、まずは教科書選びです。書店には簿記のコーナーにいろんな参考書、問題集が並べられておりますが、一番自分にしっくりきそうなのを選びました。使用したのは、以下2冊。

・みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記

・みんなが欲しかった! 簿記の問題集 日商3級 商業簿記

姉妹本で、スッキリわかる 日商簿記3級もありますが、なんとなく教科書として一気に勉強したかったので、教科書と問題集が別々になっている上2つを選びました。勉強の仕方も著者の言うとおり(ページの最初に勉強の仕方を書いてある)、「教科書2周→問題集→本番」と言う流れでした。

3級の受験とその後

そして、ちょうど1年前簿記3級を受験しました。結果は、合格。簿記3級の合格率は、大体50%弱くらいなので、数ヶ月しっかり叩き込めば合格できる試験ではないかなと思います。そして、私は気付きました。「あれ?この感じで行けば簿記2級なんて余裕なんじゃね???」って。

そう思えば受けないわけにはいきません。元々昨年10月の試験に合わせて勉強を始める予定でしたが。。。(仕事の関係で叶わず延期に)10月を見送り、2月の試験に向け勉強を始めます。

1月、2月の2ヶ月間で果たして、、、

正月から本格的に簿記の勉強を始めます。3級の時にも感じましたが、学習する時にぶち当たるのが、「わからない」壁です。今、振り返れば大したことはないのですが、壁にぶつかるとその衝撃でたじろいでしまいます。(そして、スマホいじるまでがテンプレ。)その時によく使うのが、「まあいっか。わかった気がするような、うん、次。」と思う精神。わかるまで理解しようとしてもその時に理解できる視界の幅は限られているので次に行くのも一つの手なのかもしれません。

使った教科書、問題集は、以下4冊。(なぜか工業簿記の教科書に!がないぞ)

・みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商2級 商業簿記

・みんなが欲しかった! 簿記の問題集 日商2級 商業簿記

・みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 工業簿記

・みんなが欲しかった! 簿記の問題集 日商2級 工業簿記

なんと、工業簿記も増え、3級の時よりやることが2倍になりました。アーメン。

勉強する順番は、「工業簿記教科書1周目→商業簿記教科書1週目のもう無理と思うところまで(連結会計まで一気に行けないと思う)→工業簿記教科書2周目→商業簿記教科書2周目&工業簿記問題集1周目→商業簿記問題集1周目&工業簿記問題集2周目→模擬試験6回分→付録のSIWAKE195→受験」でした。

勉強の時に工夫したこと3ヶ条

・章末の基本問題の解答用紙をコピーする。(2周以上するので書き込んでしまうと次使えない)

・商業飽きたら工業、工業飽きたら商業 切替リフレッシュ精神。

・なんとなく、解けるから、理解して解けるに昇格できるきっかけとなる時間を作る。(例:製造間接費の予算差異、操業度差異、能率差異など図形的に暗記して解ける状態にはなるけど、そもそもなんでこうした図にすることによって解けるのだろう?)

試験開始から終了までの軌跡

そう。まだ試験開始までは、まぁ受かるでしょうと思っていました。2ヶ月間詰め込んだし、直近に力試しで取り組んだ模擬試験で大体合格圏内でしたし。

試験が始まります。解く順番の予定は、第4問→5→1→2→3です。私は模擬試験で大体1時間弱くらい時間を余していたので見直しの時間もあるだろうと踏んでいました。ところがドッコイ。工業簿記で少々つまづき、第1問はクリア。第2問もリース資産で一筋縄でいかないし、、、第3問もオーソドックスと踏んでいたら、、、???それぞれの問題で捻りが入って悪戦苦闘。ザザッと埋めて、残り15分くらいで最後の一押し第2問。踏ん張りきかず、あえなく終了。多分、合格に達してないと思われます。簿記2級は、結果的に甘くはありませんでした。

反省、次。

Twitterでもやはり、第2問のリース資産の火災損失についてのツイートが散見されていました。確かに教科書にはリース資産の償却まで載っていませんので、どうしても今の学習内容では「余裕合格圏内の実力」をつけるのは難しいと感じます。次は、試験予想問題集1冊買って何周もやり込むことをするのがいいのか、1級まで論点を増やすべきなのかなど考えあぐねています。もし、不合格だったらもう一度リベンジしたいと思います。(10月か2月に)

簿記は、社会人の資格人気No.1と言われるほど超有名資格です。(国家資格ではないので、持っていることによる法的な独占業務があるわけではありませんが。)

その資格の価値、良さとは、この資本主義における企業活動の通知表を読める。すなわち、株式会社による営利企業活動による利益追求した結果としての評価、価値判断の基礎基本を学べると言うことなのだと感じる。これから、就職する予定の内定者、社会人の若手の方、経理業務を行っている方、そして、企業活動に関わる全ての方にお勧めしたい資格である。と以上締め括り、また明日から3月。頑張りましょう。私は、電気、プログラミングにまたシフトします!では。


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