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外山滋比古「乱読のセレンディピティ」扶桑社文庫

乱読の素晴らしさを語る。30年前に書いた著書「思考の整理学」が5〜10年前からヒットの著者。

備忘録としてこのnoteを書き始めたが、

たとえば、知識を食べものとすれば、忘却は消化、排泄に当る。ものを食べて消化、吸収する。その残りカスは体外へ出す。食べるだけ食べて、消化も排泄もしなければ、不健康な満腹、糞づまりとなって危険である。糞づまりを放置することはあり得ないが、知的メタボリック・シンドロームによる糞づまりは、うっかりすれば見逃されかねない。そうなっては困るから、自然の摂理として消化、排泄が行われるようになっているのである。それが忘却である、と考えた。

同じ本を2冊買うことも自然の摂理かもしれません。

ちなみにセレンディピティとは思いがけないことを発見する能力、失敗から成功。

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