身近にいる「すごい人」

その働きぶりに毎度感心してしまう。

「これ、絶対自分にはできないな」

と思ってしまうくらいに、多岐にわたる仕事をそつなくこなす。

タイトルにあるすごい人とは、飲食店やコンビニの店員さんだ。

当たり前にどこでにでもいるが、やってることは当たり前に全ての人ができることではない。

かくいう自分も、全然できる気がしない。
学生時代に居酒屋アルバイトを経験したが、自他ともに認めるできない人間だった。

すぐに辞めたが、頑張って続けてもたぶんそこまで成長しなかったと思う。何かが根本的に違っていた。

言いようの無いこの気持ち。飲食店やコンビニアルバイトで上手くいかない人で、共感してくれる人がいるのではないだろうか。

嫁さんもコンビニやファミレスを即辞めた経験があり、いつも二人で店員さんに感心している。ただ、自分からみても、嫁さんは今の職場でバリバリ戦力として働いて一定の評価を得ている。単純にそのバイトが向いていなかったわけだ。

人は見た目や肩書きで判断できないなと思ったのも飲食店のアルバイト経験を通してだった。

ヤンチャばかりしてきたヤンキー、ピアスがたくさん開いてるギャル、逆に無口で大人しそうな人。そんな彼ら彼女らがバリバリに戦力として働いてるなんてことはザラである。

ある程度は関係するかもしれないが、あまり学歴とか見た目は仕事力に関係ないなと強く思った印象がある。できる人には、できてしまうのだろう。

たまに自分と同じ、飲食店やコンビニ店員に向かなそうなタイプをみる。

そういう人ほど真面目で必死だからこそ

「合わなかったら辞めていいんだよ」

と余計な心配をしてしまう。いや、ほんとに余計だ。

スタバの店員さんとか、もう凄すぎる。あんなに丸見えの作業場で、目の前には行列。終わることのないオーダーの嵐のなか働いてる。

世の中には様々な人がいて、みんなそれぞれ違った良さがあるなと日々思う。加えて、比較して落ち込む必要もないし、合わないものがあって当然だ。

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