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町長選も2月28日です。

前回は新聞記事を拾った話でしたが、今回は「メディアあさひかわ12月号」から話題をひとつ。2月末に行われる東川町長選のことが書かれていましたよ。

「松岡町長6期目目指す 噂の域を出ないレベルで有力な対立候補見当たらず」との見出しです。

町長は前回4期目を最後に引退すると言われてましたが、翻意し現在5期目も終わりが目前に。後継者も対抗馬もなく、次の選挙も無投票当選の可能性が大だと僕も見ています。無投票は残念ですが。
だって、大きな功績を残している方の後釜ってめちゃくちゃやりづらいじゃないですか。
それに今期の在任中に日本を代表する建築家 隈研吾氏と縁を結び、デザインミュージアムの建設を目指し動き出したところですしね。

最初の選挙で現職町長を破って当選して以来対抗馬不在で、ずっと無投票当選を続けている町長。在任20年で、6期に進むと24年の岩盤の長期安定政権となるわけです。

ちなみに道内149市町村の中で現在在任中の多選首長は
7期目が1人
白糠町長
6期目 6人
伊達市長(来春引退予定)、寿都町長、神恵内村長、上士幌町長、厚岸町長、弟子屈町長 
5期目 8人
千歳市長、北広島市長、礼文町長、紋別市長、興部町長、新得町長、苫小牧市長、東川町長
となってます。 (知人調べ)

最近は多選すると組織が硬直化するとか風通しが悪くなるとの批判から、首長は長くて4期で交代するのが良いとされる風潮があります。

そのなかで道東の白糠町長は7期なんですね。
先日東川町議会の産業建設常任委員会で視察に行かれました(僕は在籍していません)。
白糠町はいくらや鮭などの返礼品が人気でふるさと納税収入が全国4位の125億円!
町税収入が9億8千万円の町でですよ。
それにより自主財源比率は62%(東川町は26%で全国平均並)と豊かな財源を持った自治体。すごい実績を作り上げた町長だといえるでしょう。

(まったく蛇足ながら核ゴミ受け入れ検討をした寿都町長、神恵内村長は6期目。贈収賄で有罪判決を受けた南富良野町長も6期目でした。)


さて、前述の「メディアあさひかわ」の記事によると、

長期政権の批判の声は確かにある。それを表す一つの動きとして、前回の町議選で移住者の町議が4人も誕生したことだ。(中略)町議会は、先住の町民だけで占められてきた排他的な自治体という印象があった。
(中略)
しかし、そのような流れから突然、今ある移住者の町議と反松岡派とみられるグループらが結束して候補者を立てるのではないかという噂は、ここ一年ほど前から耳にするようになった。ただし11月に入っても候補者は噂の域を出ず、松岡に対抗するだけの力を持った候補者を支える組織の姿も見えてこない。

メディアあさひかわ12月号

長期政権批判で町議になる人がいたのだろうか?反体制のグループが東川町にあったのか?
なんかもう印象だけで書かれた記事にしか見えませんよぉ。議会の傍聴に来たこともないのに。
誰のことを書かれているのか分かりませんが、4人の町議に含まれている僕に取材してくれれば、もっと楽しい話を書かせてあげたのにね〜笑

我々は与党も野党もなく、是々非々(良いことは良い、悪いことは悪いと客観的に判断)で議会に臨んでいます。ということだけは強く言わせてください。
抵抗勢力と思われるのだけはホント勘弁です。

見出しの写真は東川町文化ギャラリーで開催中の「チームラボ お絵かきクリスマス&ペーパークラフト」です。