【映画】今更オタクがMCU全作品一口レビュー【フェーズ1】

僕が初めて見た作品はやっぱりアイアンマンだったが、それをMCUという巨大な渦の中の一作だと知るにはなお数年の時間が必要だった。受験も終わり友達に誘われて何気なく「Avengers:Endgame」を見に行ったのだが出てくるヒーロー出てくるヒーロー誰もわかんねえ!誰だこいつら..!となり調べてみるとどうやらエンドゲームは壮大なマーベル・シネマティック・ユニバースの集大成作品だったらしい。いっちょ全部見てやるぜと意気込んだものの結局23作(当時)全部見るのに一年くらいかかってしまった。作品解説だるいからひとくち感想しかないけどワンダヴィジョンとかファルコンとか新作もバンバン出てるから見るなら今だ

・フェーズ1(第一章的なやつ)

・アイアンマン(2008)

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I am ...Ironman.

これがなければアベンジャーズは存在しなかった!天才発明家にして巨大軍需企業の社長でモテモテの大富豪という属性盛り沢山のトニースターク(ロバート・ダウニー・Jr)が平和に目覚め、最強の鋼鉄スーツを作って大暴れ!自分のガレージで機械いじりしてスーツを作って飛ばすという男の子のロマンがつまってる一作。JARVISというAIとの会話やフェイスマスクのUIなんかも厨二心をくすぐられる。でも氷結には御用心。

ドラッグ問題などで落ち目だったロバート・ダウニー・Jrが一躍有名になり返り咲いた作品でもある全ての始まり。アーンイヤーンマンとかいうパロAVがあることでも有名(?)チーズバーガーが食いたくなること間違いなし

・インクレディブル・ハルク(2008)

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デカーい説明不要!

ガンマ線を使った人体実験で緑の巨人になっちゃったブルース・バナー博士(エドワード・ノートン)が追ってくる軍とドンガラガッシャーン!なMCU二作目。映画的には正直面白くなくて話は普通。変態緑親父ハルクくんがアベンジャーズの一員になる伏線が描かれたりするから暇だったら見ればいい どうでもいいけどハルクの血液入りジュースクッソ不味そうですき。

エドワードノートンの配役は「イケメンだがどこか弱さを持つ彼」と「ドチャクソつよつよハルク」の二面性の対比という面ではいいけど(ファイト・クラブでのブラピとの関係みたいな)、アベンジャーズ見た後だとやっぱりマークラファロの方がハマり役だよね〜:) 

・アイアンマン2(2010)

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第一作アイアンマンの続編。今度の敵は電気ムチを振り回して暴れるイカれたドSロシア人だ!監督は続投してジョン・ファヴロー、彼はハッピー・ホーガンの名でトニーの運転手役でチラチラ出てるので見つけてあげて。しょっぱなAC/DCのShoot to shrillに合わせて輸送機からHALO降下するアイアンマンくん、AC/DCは今作随所に効果的に使われててほんとに爆アガりする。

前作でトニーの友達だったローディ大佐は配役が変わり、アイアンマンでテレンス・ハワードだったのが今作ではドン・チードルに。彼が乗るのはウォーマシンという軍が開発したメタルスーツで、ブラックアイアンマンとでもいうべき黒いカラーと肩に乗ったバルカン砲が目立つ殺意マシマシなスーツだ。もちろん「ホテル・ルワンダ」(2004)とかに出てる名優ドンチードルさんは大好きなんだけど、個人的にローディとしての役はより軽くて親友感のあるテレンスの方が良かったかなあ。けどエイジオブウルトロンのパーティーとかを見て「あっ面白いじゃん」となったので最近はこっちもありかなと思い始めた。結局”ウォーマシン”にハマってるのは彼だしね。

トニーがレース場でスーツケースに格納されたマーク5を装着するシーン、軽量化して持ち運びできるものの、軽装ゆえ意外とウィプラッシュに苦戦するの面白くて何回も見ちゃう。性能的に微妙だけどスーツの中でどれ欲しいか言われたらこれかも。

マーク5を身に着けるも、ボコボコにされるトニー↓

・マイティ・ソー(2011)

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ソーだよ(雷神)

やたら俳優が豪華で主演のクリヘムはもちろん、地球側ヒロインのナタリーポートマンやらロキちゃん♡ことトム・ヒドルストン、レクター博士でおなじみオーディン親父役アンソニー・ホプキンスだの豪華メンバー!我ら日本人にとってはバトルシップ(2012)のイメージが強い浅野忠信初のハリウッド作品でもある(けど影が薄い...)のだが恵まれた俳優から糞のような脚本とまではいかないけどやっぱりストーリー展開的にも出オチ感は否めないなあ〜 クリヘムのイケメンを拝むのとインフィニティ・ストーンを理解するためには見る必要があるし、僕が見たのは結構前に飛行機の中でなので今見たら感想変わるかもしれない。敵もよくわからんガラクタが攻めてきてたくらいの記憶だし。

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)

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USA!USA!USA!

みんな大好き「アメリカのケツ」ことキャプテンアメリカ第一作!時は第二次世界大戦の真っ最中、ガリッガリの健康不良児だったスティーブ・ロジャースくんはその並外れた愛国心と自己犠牲精神から超人兵士を作るための人体実験に参加してムキムキマッチョへと変貌する。クリス・エヴァンスのシックスパックを見るための映画かと思いきやエンターテイメントとして結構面白く作ってある戦争映画(舞台がWWIIなので)で意外だったし、相棒のバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)くん率いる舞台には日系人ぽい人がいたりして彼らの活躍を追うのも楽しかった。ストーリー的にはナチスの極秘研究所でヒドラとかいうやばい組織がインフィニティーストーン(ブルーハワイ味)を研究してるので奪い返す!みたいな感じで、のちのアベンジャーズシリーズへの伏線がかなり組み込まれている。

戦時中の戦意高揚キャラクターだから日本で言うと日章旗の書かれた盾を持って闘うヒーローなので色々とまずいですよ!なのだが、アメリカだといけちゃうんだなこれが。彼自身は自由と平等のために戦っており国がその道を外れれば怒るし、後にスーツが時代錯誤じゃないだろうかと悩むシーンがあったりする。今(ちょっと前?)のアメリカを見てロジャースくんはどう思うんですかね...

・アベンジャーズ(2012)

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Avengers,assemble!

デレレン、デレレン、デレレン、デッデン、デッデン、デエエエン、デッデッデッデーデーン!出ましたヒーロー大集合!失敗は必至だと言われていたドリームマッチをジョス・ウェドン監督が見事に映画化。地球の危機にバラバラヒーローが一致団結して戦うぞー!頭を空っぽにして見れるアクション映画。前半のホークアイ闇堕ちからの裏切りシーンは正直余計だと思うし、チタウリとかいう結局最後までなんなのかわからん雑魚敵は???だけどNYでの一連の戦闘は各ヒーローの性格がこれでもかと描かれてて良い。ロキくんが調子に乗ってはボコボコにされてるのも可哀想可愛い。

宇多丸師匠が言ってた通り、みんなでダルそうにハンバーガー食ってる打ち上げシーンは大好き。


次回、フェーズ2


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