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TimbreCircle

PhotonCloud x Unity GameJamで作られたネットワーク楽器。
音作成、音変化デザイン、音再生タイミングのネットワーク同期の設計を担当。

画面上のサークル(円)の配置がシーケンスとなり、ネットワーク越しに複数の人とこのワールドを共有しています。

動画のマウスカーソルのあるオブジェクトを操作していますが、それ以外の勝手に動いているオブジェクトはネットワーク越しの誰かの操作になります。

サークルは近いと音のタイミングが短くなります。
ベースとなるテンポに対しての分割として、つまり4分、8分、16分のような音楽的な刻みを持っています。

ドレミファソラシ(スぃ)の音が発音されるため、

ソソソソ
スイ、ソ

ファファファファ

といったポリリズム的な音響になります。

あまりに近いとちょっとピッチが上ずったりします。

ネットワーク越しですが、各端末の時計に合わせて音を再生しているので、同じリアル空間では音が同期して再生しています。
iPhone、Android、Windows、Mac、ブラウザとどの実行環境、ネットワーク環境(スマホならキャリア越しのネットワーク通信、PCはWifi)といったものでも音のタイミングが同期しています。

同期が行われるのに1秒くらいかかる場合もあったりして、見た目の同期じゃなくて、シーケンサー情報を共有して、シーケンサーのタイマーが同期しているという感じで動いています。

マッドネスラボさんの記事


# ネットワーク越しの楽器の未来

最近の通信速度であれば、もっとリアルタイムに演奏ができそうです。
sky 星を紡ぐ子どもたちのゲーム内での楽器演奏では、コールアンドレスポンスくらいの演奏が可能になっていました。


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