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言葉を選ぶ ~ただし時間は与えられない~

仕事ばかりで身に感じる季節感がありません。
立花です。

リアル麻雀やっている人だと身に覚えがあるかもしれませんが、長考されると早く打てと責められることがあります。
藤井聡太氏で注目を浴びている将棋は長考がありますが、そもそも持ち時間の制限があるわけで。

優柔不断な人間からすれば長考を封じられることは、うかつなことをやってとり返しがつかなくなるのが恐ろしいわけであります。
それ故に、やらかさないように、そもそも新たな物事に手を出さないという人もいるかもしれません。


うかつと言えば、失言。
国会の答弁ではあらかじめ答弁書を作成して、それを元に国会の議論しているわけです。
が、感情的になったり練り込みが足りない言葉というのは失言になって問題になりやすい。

そう考えると突然振られて答えを求められることなんて、日常茶飯事ですが恐ろしいことです。

とっさに出る言葉って、その内容を伝えようとするあまり乱暴な言葉になったり雑な言葉になりがちです。
日常生活で長考が認められるならばそれなりに言葉を整えたりできるのでしょうが、先ほどの麻雀のごとく待ってくれないことがよくあります。
下手に考え込んで黙れば、無視してるとか言ってることを聞いていないとか言われますし(実体験)。


私は物書きをやっていますが、Twitterとかの文章は別として仕事の文章は何度も読み返しては推敲して文章を練ります。
それは、その文章のちょっとしたところが問題になることもあるからなんですね。
(だから診断書とか書くのに時間がかかるのを分かってほしい。あとその手間も)

そう考えるとトークが得意な人って、基本的に頭がいいとおもいます。とりわけ頭の回転が速いというところで。

口先で仕事するような人とは相性が悪いなとこの頃思う物書きです。

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