VTuberが活動終了するとき、我々はどうするべきか

 今回はあまり具体性もなく、読む価値もない記事かと思うが、以下備忘録としてここに記す。

 VTuberには魂がある。それはすなわちアニメキャラクターのように半永久的に活動し続けるわけではないということである。機械音声の場合などでは代替わりがまったく考えられないとは言わないが、概ね受け入れられることはないと思う。世代交代が可能か否かは今回の議題ではないため、捨て置く。

 いずれにせよVTuberの活動にはいつか終わりがくるものだと考えるべきだろう。それを引退と表現するか、卒業と表現するか、バーチャル世界への帰還と表現するか、あるいは別の言葉で表現するかの違いはあるだろうが。

 ともかくそのときを迎えるとき、我々ユーザーはそれが推しのVTuberであれば「悲しい」と感じるだろうし、そうではなくたとえ全く知らないVTuberであったとしても、「なんとなく寂しい」と感じることもあるだろう。
 VTuberユーザーはとても優しい人間が多いので、仮に嫌いなVTuberであったとしても、たぶん「嬉しい」としか感じないということはあまりないと思う。これは皮肉ではなく、本当にそう思う。他の界隈ならばもっと荒れているはずだ。無論想像上の話なので、実際のところは分からない。

 ここで気を付けたいのは、VTuberの活動終了理由は人それぞれであり、「夢を叶えるため」といったポジティブな理由である場合もあるということだ。「悲しい」とか「寂しい」とか感じるのは人間の心理として当然のことかと思うが、「明るく見送ってほしい」と考えるVTuberもいるだろう

 いや、そうではなく「続けたいが、どうしても続けられない理由ができた」という場合であっても、「悲しい」とか「寂しい」とかユーザーに言われたところでどうしようもないのだ。もちろん個人の感想としてTwitterなどに投稿することは誰に求める権利などない。しかし、その感情をVTuber本人に直接伝えることがはたして喜ばれるのかは考えてみて欲しい。

 いずれの場合であっても「VTuberを辞めたあとのことも応援します」「これまで楽しい活動をしてくださり、ありがとうございます」など、ポジティブな感情を伝えたほうが喜ばれるのではないだろうか

 無論、こんなことは一ユーザーでしかない私が言うことではないが、できることならばVTuberたちには最後の最後まで楽しい気持ちでいて欲しいと願う。私の考えが正しいとも限らないので、忌憚のない意見を求む。

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