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結果なのか、プロセスなのか

アフリカ、タンザニアに来ています!

野生動物は夜に狩りを行う夜行性が多いため、ネイチャーフォトグラファーになってから、いつか夜の動物を撮ってみたいと準備してきました。

今回は自作のラジコンカーを持ち込み、遠隔操作で動物に近づこうという作戦です。
このラジコンカーは、全地形対応のシャーシに、四輪駆動のモーターを搭載し、リモートコントロールで撮影します。
ラバータイヤと特殊なスプリングによって、地面からの衝撃を和らげ、サファリのような悪路での撮影に最適化させています。
さらに、車体に取り付けたジンバルによって、わずかな振動を補正し、ブレの少ない写真や映像を撮影することを可能にしています。
ラジコンによる遠隔操作のため、野生動物に近づいての撮影など、危険な環境や特別な環境での撮影に対応可能です。
ボディは特殊な金属で加工されており、衝撃に強く、頑丈なつくりになっています。
また、輸送のことも考慮し、最大限に軽量化を施しています。
サイズは800×510×310mm、重さは約18Kgで、144Lのトランクケースに入ります。
今回撮影する写真は、2023年1月に青山スパイラルホールで行う初の写真展で発表する予定です。
どんな写真が撮れるか、楽しみにしていて下さい!!

ということで、今週は、仕事は結果なのか? プロセスなのか? という話をしたいと思います。
回答としては、結果もプロセスも両方大切なのですが、会社組織として長期的な成功を目指すならば、プロセスは重要になります。

理由は3つ


・仕事はグループで走る終わりのないマラソンみたいなもので、1回で終わる単発のものではないから


・結果はコントロールできないが、プロセスはコントロールすることができるから


・仕事の楽しさは、プロセスにあるから

PJ(プロジェクト)を進めるからといって、自分の考えでどんどん進める人が担当だと、後々問題が起こります。

“人が育たない” 問題です。
担当者が1人で仕事を進めてしまうと、仕事のプロセスを共有してもらえる人がいないので、良い経験を重ね、分かっている人がチーム内に増えず、長い目で見た時には、会社として大きな成果を出していくことが難しくなります。PJは上手くいったとしても、その成功は長くは続かないのです。

1人でPJを進められるのだから、個人としては優秀ですが、仕事はチームで進めるものです。

5年経ち、10年、15年経った時に、個人にノウハウが蓄積されているのか、会社内にノウハウが溜まっているのかは、大きな違いです。
プロセスを共有しないことでどんなマイナスがあるかというと、周りのメンバーは手伝いたくても手伝えないという状況が起こり、イライラしたり、モヤモヤしたり、少し寂しい気持ちになります。
そして、チームとして次の仕事に活かすことができません。
これでは、メンバーは仕事が面白くならないのです。

ここが最大のマイナス点で、結果だけを重視して仕事を進める人は、このマイナス点に気付いていない可能性があります。

greenであれば、どんなチョコレートを作ろうか? 
どうやって作るか? いつ出そうか? 
それはなぜなのか?
一つ一つの課題を共有し、解決策を考え、試し、トライandエラーを繰り返すことが仕事の面白さであり、そこを共有せずに結果が出たとしても、楽しくないので、成長も遅くなります。

何が売れるかが分からないように、何が上手くいくのかは分かりません。
だから、小さな実験を繰り返し、それを共有しながら、上手くいった方法を広げていく必要があるのです。
仕事というのは結果だけではなく、その過程が大切だと信じているのは、そういう理由です。
 

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