♬好きな曲「wacci / 恋だろ」


今回はwacciの曲をピックアップ。

芽生えた恋心の描写に余計なものがなくて、きゅんきゅんくる歌詞が好き。


サビのこの歌詞は、当たり前すぎて気づかなかった表現だなと思う。

誰に断るでもなく
勝手に
今日もただ君が好き

もしすでに相手がいるなら身を引かなきゃいけないこともあるし、そもそもその人の気持ちがどうしても自分に向かないのであれば迷惑にならないように諦めないといけないかもしれない。

でも、「好き」と思うこと自体は誰にも断らなくていい。

好きな人の相手にも家族にも友達にも。

好きな人に対しても「好きになっていい?」なんて訊かなくていいし、「ダメ」と断られたところで気持ちそのものが消えるわけでもない。

自分自身に対しても「この人を好きになるけど、構わないかな?」なんて断りはいらない。


優しさも 素直さも 少しずるい 愛嬌も
明るさに 潜む影も 一つ一つが刺さって
どうしようもないのが恋なら
素敵な残酷さが恋なら

もはや抗うでもなく 自然に
僕はただ君が好き

言い訳も ごまかしも 嘘も何もかも全部
通用しないのが恋だな

仕方ないよな 君が本当に綺麗だから

最初はいいところを知っていく。

いいところしか見えない時期だってある。

でも、だんだん影とかダメなところとか気に食わないところとか都合悪いところとかネガティブなところが見えてくる。

だけど、隠しても隠しきれないそんな部分が「愛おしい」と思えることだってある。

残念だし、残酷だけど、仕方ない。

もしかすると、距離を置くと「あれ?どこがあんなに好きだったんだろう」と冷めてしまうかもしれないけど、恋してる時はそうはならない。


恋って期間が短い。

しかも目まぐるしく感情が変わっていく。

実るにしても実らないにしても、実って熟して落ち着いてしまうにしても、いつ出会えるか予測できない感情だから、恋してる間は楽しむのが1番!

その後に愛に変わっていけばさらに素敵!



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