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大好きって今叫ぼう、今ならそれができるから!<3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~【埼玉/Day.2】感想>

まず初めに。
今回のライブ、本当に楽しかった。最高のライブでした。

ライブ前の記事でも書きましたが、今回の公演はいろんなものが重なりすぎて最高に楽しみな気持ちとちょっとの不安な気持ちが入り混じっていて。

ライブ前には言葉に書き起こせなかった、9人のLiella!が変わっていく寂しさとか、3rdライブツアーが終わることで自分の中の何が変わっていってしまうんだろうとか、そういうちっちゃい不安がありました。

それでも!この3rdライブの千秋楽、最高に楽しかった!
このライブで感じたたくさんの想いをこの記事を読んでくれたあなたに伝えたい。そして、Liella!って良いなって、ライブやイベントに行ってみようかなって少しでも思ってくれたら幸いです。


声出しで変わったこと


以前声出し解禁前に参加した千葉公演とは、同じライブツアー内とは思えないくらい感じることも全然違いました。

まずはコーレス。ほんとに久々にコーレスやったけど、「ライブがこれから始まるんだ」って感じがする。あと単純にめっちゃ楽しい。途中に入るヤジなんかも最高。会場みんなで「ハンバーグもいい」って歌えたのが最高でした…

ライブの途中で挟まるさゆりんの煽りとか、幕間アニメ中のヤジとか。なんかやっとあの時の日常が返ってきたなーって感じがします。好きな時に好きなように叫べるあの空間が楽しいんだ…

さて、ここからは曲別に感じた変化について触れていきます。

・Go!!リスタート

Liella!ってそもそもステージと観客の間で想いを結ぶのが一つの命題で、今まで声援は送れないながらもそれを続けてきた過去があります。実際に、「だから僕らは鳴らすんだ!」なんかはその象徴になっている曲だと思うし、「Shooting Voice!!」にもその想いが綴られています。

いつも
近くに感じてる キミのこと
もっと もっと ハートとハート結ぼう

Shooting Voice!! より

ただ、この曲はいつかこっちの声も届けたいなってずっと思っていた曲でした。それは、この曲を聴いていた会場のみんながセンターの曲だから。

「ステージと観客」として想いを結ぶのではなく、「ステージ上のみんな」として心を結びたかったのがこの曲。

それが実現できたのがとてもうれしかった。この時に感じた、ちょっとの苦しさと大きなあったかさ、それ以上の楽しさがこの曲の真価なのかなって思いました。あとこういう曲は声があった方がシンプルに熱くなれる。

・エンドレスサーキット

毎回のじゃんけん楽しいよね。今回グーで普通に二人に負けました。こういう掛け声一緒にできるのがいっちゃん楽しいんだから。
あとペイちゃんの煽り力が毎回すごい。「Run and Fight!」ってやるのがこんなに楽しいとは思いませんでした。

「リエラのうた」って毎回しっとりめの曲が多くて、聴かせる曲も多いLiella!にぴったりではあるんですが、3期の時も一曲ぐらいこういう楽しい曲入れてくれると嬉しいです。

・ビタミンSUMMER!、Chance Day,Chance Way!

この2曲は感じたことがほぼ同じだったので二つまとめて。

お祭り曲その1とその2。もちろん声出しがなくたって最強に盛り上がる曲ではあるんですが、やっぱり声出しの時にしかない会場全体の熱狂感がとっても良い。メンバーもみんな最高の笑顔だったし、いつもとは違う意味で「会場が一つになる瞬間」ってのは良いですねえ…

それと個人的な感覚ですが、この2曲は他の盛り上がる楽曲と違って体が勝手に動いちゃうのが良い。盛り上がる楽曲って熱量が声になって出てくる感じなんですが、この2曲は音楽やリズムに対して勝手に体が動くって感じの方が近くて。同じ「声出し」でもちょっと違った感覚が楽しめた面もありました。
そしてやっぱり何よりも楽しい。結局はこれにつきます。最高。

・ユートピアマジック

声出しというのは、何も声援を送るだけではないのです。オタクたちの阿鼻叫喚が響いたのがこの曲。ただ楽しい日常を歌う曲が大勢のオタクを殺す曲に成長するとは思わなかった…

当日はスタンド席だったので上からアリーナを眺める位置にいたんですが、そこら中から聞こえる叫び声。あっちみてこっちみてどこもみんな笑顔で死んでる。もちろん曲もいいんだけど、違う意味でライブならではの曲って感じがして楽しかったです。いいぞ、もっとやれ…

・Sing! Shine! Smile!

声を出すことで新しい繋がりを得たLiella!と私たち。だからこそ今一度この曲の強さを実感できました。

この曲って「Go!!リスタート」みたいに実際に観客側が声を入れられる場所ってほとんどなくて、曲に参加できるのはクラップくらい。どちらかというと聴き入ってしまう方の曲。それでも彼女たちはこう歌います。

Sing!いっしょに歌おう Smile!心結んで
Shine!煌めかせよう Smile!笑顔の星を

Sing! Shine! Smile! より

もちろん声出しはうれしいけれど、それがなくたってLiella!と私たちはつながってきた。心を結んできた。Liella!をずっと応援してきた自分にとってそれは当たり前にわかっていたことで、だからこそこの曲は涙が止まらなくなることを知っていました。

そんなLiella!の生き様ともいえるこの曲を、声出しが解禁されたこのタイミングで聴けて良かった。この先もLiella!とはたくさんの想いを結んでいくはず。その根底にはずっとずっとこの気持ちがあることを教えてくれた。

1年前に進めなかった道を「9人の」Liella!で切り開いたことを一生忘れないと思います。今まで見た中で一番輝くステージに立った彼女たちがとってもまぶしかったです。

・追いかける夢の先で

逆に「声を出すことでつながることができる」ことの代表例がまさにこれ。会場全体のED合唱です。

これはラブライブの先輩たちのつないできた文化であり、これが初めて実現する会場が、ラブライブの歴史が紡がれてきたベルーナドームっていうのが運命を感じます。Liella!が紡いできたこの物語は、このEDの越えていくことで3期につながっていく。このタイミングでこの曲をみんなで歌えたことがうれしかったですね。

…と、声出しのありなしで感じ方が変わった曲の話でした。


圧倒的なサプライズの日替わり曲


ここから先は日替わり曲のお話。内容的に実際の披露順と逆での感想になりますがお気になさらず。

・ユニゾン

2ndライブに行くことが叶わなかったので、現地で聴くのは実は初めて。

自分がライブが始まる前に感じていたような、変わりゆくLiella!だからこそのさみしさを爽やかに歌い上げた曲。とってもあったかくて、でもやっぱり過ぎ去っていくライブの一瞬一瞬がさみしくて。だからこの曲を高らかに歌い上げるのがLiella!。9人が歌うこの曲が深く心に沁みました。本当にこの9人が大好きだ。

まだここにいさせてと (願えど)
秒針は変わらずに (進む)
それでも握りしめる 君といる瞬間を

ユニゾン より


・Second Sparkle

多分この日一番叫んだ瞬間だったと思うし、多分周りの誰よりも叫んでた。
いや...あの…聞いてないんですけど…

ライブで聴く未発表の新曲のフルバージョン、実に「Jump up HIGH!!」ぶりですがやっぱ最高やね…
それと、視聴動画見ない勢なのですべてのパートがほぼ初見でした。くそかっこいいなこの曲…

今までのLiella!にはあんまりないクール系の曲。普段見れないようなメンバーの表情がたくさん見れたのがとっても印象的でした。
それとラスサビ前のめいちぃ(やぶなこ)パートがとっても良かった。クール系でこの二人をここに持ってくる采配をした人素晴らしい。

衣装も今までにない白と黒を基調に、指し色のシルバーがとってもクール。かのんちゃんが帽子をかぶってんのがいいんだよなこれ…
余談ですが、この衣装で歌う「Day1」は最高にかっこよかったです。めっちゃ曲に合ってた。


心に秘めた想いを言葉にして


さて、今回のライブは曲もさることながら、MCもたくさん感じたことがあったのでそれを言葉にしておこうかと思います。それぞれのMCも一緒に書くととても時間がかかるので、細かい内容は有料配信を買っていただくなり、各自の記憶で補完していただくなりしていただければと思います。
加えて、お名前は敬称略とさせていただきます。

・結那(ウィーン・マルガレーテ役)

優勝。あなたがダジャレクイーンだ。最高。千葉公演から参加していたので知らなかったんですが、実はライブツアーの途中からダジャレを考えてくれるようになったらしいです。MCも楽しませてくれてありがとう。

マルガレーテちゃん側の視点に立つと、Liella!が彼女を少しずつ変えているって味方もできるのかって気づかされました。3期での彼女の活躍がとっても楽しみ。

あなたの素晴らしいパフォーマンスのおかげで、ツアーがより一層よいものになりました。エーデルシュタイン大好きです。

・絵森 彩(鬼塚 夏美役)

彼女のパフォーマンスやステージングは、彼女自身の「大好き」が伝わってくるものです。トロッコの時は周りによく手を振って、会場全体の人と目を合わせようとしてくれてるのが良く伝わるし、そんなところが大好きです。

そんな彼女だからこそ、Liella!が大好きだからこそ、「夏美に失礼」だなんて言えてしまう。最年少ながら精一杯のパフォーマンスをして、本当は1期生にだって引けを取らないのに。

そんな彼女を救った大阪公演に参加していたすべての方に感謝。その時の大きな拍手は、確かに2期生の4人の力になったはずです。
そして最後には「『Liella!の』鬼塚夏美役、絵森彩でした!」の一言。

他の2期生もそうだけど、心底このメンバーでよかったって思います。それぞれが「追いつけ、追い越せ。」を心に秘めて、Liella!のメンバーとして必死に悩んで考えてくれているだけで本当にうれしいです。

きっと彼女はこれからもオニナッツと一緒に成長していくんだと思うと、1年後の2人はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみで仕方ありません。

・大熊 和奏(若菜 四季役)

いったいこの人はどこまで上を見ているんだろうか。もうすでにダンスのキレも歌声の響きもすごいのに、それでも四季ちゃんの背中も見えないと言っていました。それだけ彼女にとって四季ちゃんがとっても大きい存在で、強い存在なんだなって思いました。

MCの中で語られていた「WE WILL!!」の寂しさ、それは彼女自身が大きく成長しているからこそ感じているもののように感じました。だって、スタンドにいた自分にもパフォーマンスの熱さは伝わっていたから。ちゃんと伝わってるよって、いつか何かの形で直接伝えられたらいいなって思います。

それと、スクールアイドルの本当に本当に根底にある「限られた時間の中で輝く」ってことに触れてくれたのが好き。やっぱちゃんとみんなスクールアイドル好きなんだよね…

・薮島 朱音(米女 メイ役)

MCの内容が2期のメイちゃんとまんま同じ。メイちゃんはずっとどうしたら1期生の力になれるかってことを考えてスクールアイドルをしていた節がありました。
やぶちゃん自身も、ずっと誰かの力になりたいって感じていて、それでも1期生のすごさに圧倒されて。1期生がすごすぎる人達なのはとっても良くわかります。それに惹かれてLiella!が大好きになったのが私たちだから。

でも、メイちゃんの魅力を引き出してくれているのは間違いなく彼女なんですよ。キャラの性質上、荒っぽさを前面に押し出してもいいはずなのに、そんなメイちゃんに乙女っぽさを吹き込んでくれたのは彼女です。

普段の雰囲気とは一味違う、「米女メイ」としての歌声。それは、今までのLiella!にはなかったかわいさや優しさがたくさん詰まってる。「未来の音が聴こえる」の「弾むフレーズ今は」のワンフレーズ、本当に大好きです。

きっとやぶちゃんがみんなの力になれたって言える日も遠くないはず。それまでずっと応援し続けます。

・鈴原 希実(桜小路 きな子役)

自分を変えることができるって本当にすごい。
一般公募枠出身で「私を叶える物語」の体現者の一人なのが彼女ではありますが、その中でも一番「ラブライブらしい」のが彼女だと思うんです。

チャンスはある日突然 目の前に舞いおりてきた
思うかたちと違っても そっと両手を伸ばしたんだ

私のSymphony より

「普通」の私の日常に 突然訪れた奇跡

ラブライブ!サンシャイン!! 1期1話より

誰かの「特別」になりたいと願い続けた「普通」の彼女は、同じ境遇の一人の少女と出会って、一緒に成長して、いつしか本当にすごい人たちと同じステージに立って、今やドームでライブをしている。これってもう「ラブライブ」じゃないですか。

そんな彼女だからこそ、きっとみんな応援したくなる。もう彼女のことを大切な存在だと思う人はたくさんいます。自分だってそう。きな子ちゃんとしてステージに立つ姿が大好きです。「TO BE CONTINUED」の最後で手を差し伸べる姿は心に焼き付いています。

そんな彼女が夢の先で見る景色を一緒に見たい。その一心でこれからも応援します。

・青山 なぎさ(葉月 恋役)

この人はとても強いイメージがあったのもあるけど、ステージで涙を流していたのを見た印象がないんです。だから今回のMCが心に刺さりました。

今になって、恋ちゃんのいろんな一面が見れて、2期7話を通して2期12話でちぃちゃんと親友だっていいあえてよかったなって思います。
きっと恋ちゃんはそれまでいろんなものを抱えて生きてきて、それをやっと少し軽くすることができたのが今で。彼女がLiella!の一員であることは、彼女が結ヶ丘の生徒会長であること以上の意味があります。それはLiella!にとっても、彼女自身にとっても。

そう思うから、この先のライブでも、ステージ上の二人に向かってコーレスで「葉月恋」って大きな声で呼びたい。恋ちゃん大好きだって想いを込めて。

・ペイトン尚未(平安名 すみれ役)

この子すごい。知らない間にすっごく強くなってました。すみれと二人で歩んでいくことに一生懸命なイメージがとても強い彼女ですが、過去の失敗や悩みを笑って話せるのって並大抵なことじゃない。1期生だから2期生よりは早くその経験をしてたかもしれないけれど、それでもすごい。
1期生の中だと涙もろいイメージもあったけど、それさえも乗り越えて笑顔でMCを貫き通したのもすごく成長を感じます。

とはいえ、MCの途中で涙ぐみながらそれぞれのメンバーの名前を呼ぶのは良くない。こっちが持たない。いいぞもっとやれ。

・岬 なこ(嵐 千砂都役)

そういえばお団子復活してましたね…あれって結構時間かかるんじゃないのかな?やっぱりちぃはお団子がないとね。

それは置いといて。
この人の言葉はいつだってあったかい。「自分らしさ」を自分で感じるって難しいことかもしれないけど、それを大事にすることがいかに大切か。自分は過去に先輩スクールアイドルの歌うとある曲に教えてもらっています。

信じてあげなよ 自分だけのチカラ 君が君であろうとしてるチカラ

勇気はどこに?君の胸に! より

今回のなこちゃんの言葉は2期生にも向けた言葉だと思うけど、あたらめてこういうことが素直に言えるあったかさが好きです。自分だけの「好き」の表現で誰かにLiella!のすばらしさを伝えたくなる言葉でした。

そしてここからが本編。ここだけは言葉をちゃんと伝えたいので引用させていただきます。これは2期生に向けての言葉です。

改めてにはなりますが、
ホントに強くて(くまちゃんに向けて)
真面目で(のんちゃんに向けて)
まっすぐで(やぶちゃんに向けて)
負けず嫌い(えもりんに向けて)
一人ひとりがすっごくキラキラしてて、そんな2期生が、私たちこの1期生のいるLiella!に来てくれて、本当に良かったって、幸せだって私は思っています。

埼玉公演Day2 岬なこMCより一部抜粋

もちろん1期生のみんなは2期生が来てくれたって思ってるとは思う。それでも、こうして会場で言葉にするのはずるい。2期生のそれぞれの葛藤が今に続く想いとして言葉に出てきたからこそ、「2期生が来てくれてよかった」って一言を聞けました。みんなありがとう。

何よりこれを部長のちぃちゃんのキャストである彼女が言ってくれたのが本当にうれしい。誰よりも2期生に寄り添って、誰よりもみんなをよく見てるから出る言葉。そんな彼女が「2期生が来てくれてよかった」っていうことの意味や言葉の強さがどれだけのものかなんて計り知れない。2期生も応援し続けてきてよかった。

やっとこの日「Flyer's High」がソロ曲で一番大好きな理由がわかりました。この人もちぃちゃんもこの上なくあったかいんだ。

・Liyuu(唐 可可役)

顔面チェック好き。チェックの時にぽろっと言ってたペイちゃんの「口紅変えた?」も好き。

まあそれはさておき。
やっぱり声出しまで長かったよね。ほかのグループから見たらたった2年だけかもしれない。でも駆け出しからずっと声を出せなかったっていうのはLiella!だけ。

声出しはずっとできなかったかもしれない。それでも、声出しなんかなくたってつながれるって、心を結べるって教えてくれたのはやっぱりLiella!。誰にも負けない自分だけの「大好き」をくれたのもLiella!。この5人が、そして2期生が入ってきてからの9人が見せてくれた景色、届けてくれた想いや感動、そんなの忘れられるわけがない。それを、メンバーの方からも「あの時間は大切なものだ」って言ってもらえるのが素直にうれしかった。

それに今回のライブがとっても楽しかったとも言っていました。これからは待ちに待った声出しライブ。楽しいって気持ちも感動も全部全部声にして届けよう。ライブのたびにみんなの名前を叫んで、みんなに大好きを伝えよう。そう思いました。

・伊達 さゆり(澁谷 かのん役)

澁谷かのんってすごい奴なんですよ。自分の信念を持ってステージに立つって生半可なことじゃない。「本当の歌じゃない」って言えるくらいには強くなった。ステージ上で歌うことがトラウマになっていた、一人で歌えなかった少女はもういない。

2期のかのんちゃんの成長が大きすぎて、置いていかれる感覚がわからないとは言えないです。それだけ強くなったことは2期を通してずっと見ていたから。ただのファンがそれを少しでも感じるんだから、誰よりもずっとずっとかのんちゃんと向き合ってきた人はもっと強くそれを感じているんだと思います。

それでもやっぱり、かのんちゃんにはこの人しかいないって思うことが今までたくさんあった。1stライブ東京公演の「私のSymphony」、今回のライブの「未来の音が聴こえる」、ステージで歌ってる時はいつも澁谷かのんがステージに居ました。

それにこの人の笑顔は誰よりもキラキラしてて、誰よりも元気をくれて、誰よりも勇気をくれます。

あの笑顔はね、元気になる笑顔。
安心して勇気が出て、見ている人が心から嬉しくなる笑顔。
私の知ってるかのんちゃんは、そんな笑顔を持っていたんだ。

ラブライブ!スーパースター!!1期11話より

やっぱりかのんちゃんはこの人しかいません。笑顔が輝いていて、歌が大好きで。何より自分の歌でこれだけ悩んで考えてくれている。
だから、これからもステージに立つ彼女には、「かのんちゃん」って呼び続けようと思います。

・「私やっぱり…」

このライブ最後の曲の「TO BE CONTINUED」が終わり、ステージでのあいさつが終わって、メンバーが舞台袖にはけていく。
BGMがとまって、一人ステージに残ったLIella!のリーダーが改めて一言。その時に彼女が叫んだ言葉は、一生忘れません。

「私やっぱり、歌が好きだ!」

かのんちゃんの始まりの台詞であり、自分にとってもLiella!の始まりの台詞。1期1話を初めて見た時に感じた、「この子しかない」って気持ちの一番奥底にずっとある言葉。

正直な話、この公演に行くまでの間、澁谷かのんが好きってどういうことなんだろうってずっと考えてました。自分の周りにいる人達は好きなキャラへの愛が深くて、それに比べて自分はどうなんだろうって思うこともありました。

でもこの言葉が耳に届いた時、澁谷かのんに出会った日の気持ちがよみがえってきて。でもその気持ちは当時よりもずっと大きくなっていました。今までLiella!を好きで居続けた想いがすべて洪水のように流れてきました。

気付かされてしまった。Liella!がどうしようもなく好きなことに。澁谷かのんがどうしようもなく好きなことに。

それに気づいてからはずっと涙が止まらなかったです。正直立っているのがやっとなくらい大泣きしました。後にも先にもこんなにライブ会場で泣くことはないだろうなあ…

それと同時に、やっぱりかのんちゃんにはさゆりんしかいないとも思いました。あのステージで叫んだのは間違いなくかのんちゃんもいたよ。


ダブルアンコール、そして…


ダブルアンコールの「TO BE CONTINUED」、なんでかわからないけど自分はブレードを持たずに手を振ってました。多分かのんちゃんが差し伸べてくれた手をつかみたかったんだと思う…ちょっと記憶があやふやです…

Liella!ってこの時みたいに今まで心の叫びを歌に乗せることってあんまりなかった気がします。もちろんそういう曲調があんまりないこともあるんですが、それを含めて「9人」のLiella!だからこそ見れた景色だったのかなって思います。

それと、最後の最後がこの曲でよかったとも思いました。今回のライブはたくさんの想いをLiella!にもらったから、最後ぐらい笑顔でお礼が直接伝えたかった。「TO BE CONTINUED」、改めていい曲です。

ダブルアンコールも終わって、最後は新情報発表。「MTV Unplugged Presents: Lovelive! Superstar!! Liella!」のブルーレイ発売は素直にうれしすぎて叫びました。死ぬほど行きたかったのに行けなかったやつ…配信もなかったから映像化は本当にありがとう…

そして4月、新しい季節が現実世界にもやってくるように、スーパースターにも新しい季節がやってきます。

この1年、Liella!でたくさん悩んで、たくさん笑って、たくさん泣きました。そしてそれぞれが証明してくれたことがたくさんあります。
1期生は、形が変わってもLiella!はLiella!であり続けることを教えてくれた。
2期生は、メンバー追加はLiella!の新しい色を見せてくれるってことを教えてくれた。

だからもう、1年前の時のように悩んだりしません。きっと3期生の彼女たちだって、1年前の2期生のように不安がたくさんあるだろうから。自分の大好きを声に出して応援したい。これからのLiella!もずっとずっと応援し続けます。


3rdライブツアー全体を通して


ここからは余談ですが、全体の感想を少しだけ。

今回のツアーは、自分の周りのLiella!のことをあまり知らない人たちが、初めてLiella!のライブを現地まで見に来てくれました。その全員が「Liella!よかったよ」とか「楽しかったよ」って言ってくれたのが純粋にうれしかったです。

今思えば、いくらベルーナドームという会場の強さがあるとはいえ、無茶を聞いてもらったなーって気がします。千葉公演一緒に行ったリア友くんなんて会場すら関係なくついてきてくれました。今回わがままを聞いてもらった人たちには感謝。まあ今度イベントあったら引きずってでも連番で連れていきますけどね。

改めて、この3rdライブツアーが最高のものになってよかったです。もっとLiella!が好きになったし、もっといろんな人にライブに来てほしいって思いました。

次にLiella!に会えるのは、まだ発表はないですがおそらくファンミかと思います。3期生に直接会えるのが今から楽しみです。

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