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ヒプノ事例:生きるのが辛い

さて、今日は、とても真面目そうな男性の経営者の方からのご相談で、『生きるのがとにかく辛い』と言うご相談でした!

お話を伺うと、事業もうまくいっているようでなんら不自由が無いように見えたのですが、とにかく辛いとのことでした。

そこで、前世療法を行いました。

そうすると出てきたシーンは

岩になった自分

でした。

ヒプノセラピーは僕が色々と質問をしていきます。

「今は、どこにいますか?」「どんな体つきですか?」とか質問していきます。

最初、彼は「動けなくて苦しい」「肉体が無い」と言っていました。

前世が人間でない場合ももちろんあるので、「あなたは何ですか?」と尋ねたところ、「岩です。と言うか、自分を罰するために岩になりました。」

ん??自分を罰するために岩になった?どういう事だ?と思い、詳しく聞くと、彼は元々、修験道の行者で自分の術を磨いていたそうです。ただ、その自分の能力が強くなり過ぎた事に恐怖を感じ、自分の能力を封じ込める為に、自らを岩に同化させ封じ込めたと言う事でした。

この前世の感情は

『自分の存在が悪なのでは?』

と言う感情がとても強く残っていて、自分を罰し制すると言う感情を今世も引き継いでいるようでした。

お話を聞くと、今世もとにかく自分に厳しくし、「あれはダメだ。これはダメだ」と、自分自身をかなり制御していきているとの事でした。まさに、思考が岩のような状態でした。部下に対する仕事の方法もかなり厳しいようで、誰も慕ってくれない孤独を感じていました。

それは、自分も周りも辛いので生き辛い日々だったでしょう....

自分を辛くしている一番の原因は自分自身の思考だったのです。

この前世の感情に気づいた彼には、まず『自分を許して、愛してあげる』事を伝えました。たまには、ダラダラ過ごしたり、仕事の事は何も考えずやりたい事を気が済むまでやる事を宿題にしました。

彼にとっては、今まで、仕事一筋で、そんな事はやった事はなかったので、かなり抵抗を感じていましたが、『新しい経験』をすると潜在意識は書き換わります。

今は、彼は積極的に休みを取り、休みの日は登山に行き、自然の素晴らしさを感じられる自分になったと嬉しそうに報告してくれています!

今回も読んで頂きありがとうございました!ˆˆ