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プロになれなかったわたしたちへ

昨年末に満を持して出したプログラムがございました。最近はnoteの活用法を変えて私のミュージアムのようなものになっているので、こちらの記事も整理して下げようかなと思ったのですが、このままなかったことにするにはあまりにも勿体なと思ったので、自分なりに振り返りをしようかと思います。ほぼ自分のために書いてます。


▪︎ そのプログラム

まだ数ヶ月前なのですが、もうはるか彼方のことのよう。私が出来ることで、お役に立てること、一緒にやれることはなんだろうと考えて考えて作ったものでした。泣き言を言って叱咤激励されながらこれなら・・・!と思ってリリースさせてもらったのですが、こちらは興味があると言ってくださる方もいましたが開催ならずだったのです。何事もなかったかのように年が明けておりますが。

開催できなかった理由は何だったのか。一つは私がこういったこと(ちなみにこちらのプログラムは「モーニングページ」を元に特に効果の高いと感じたワークを私なりにアレンジしたり、アウトプットを中心に一ヶ月一緒にノートに書くことをメインに取り組むというものでした)をやっていること、やろうとしていることが公式LINEの登録者の方や活動を良く見てくださっている方以外には届いていなかったことが挙げられると思います。そもそも私はハンドメイドのアクセサリーを販売している人という印象が強いので、イメージがしづらかっただろうなと思います。

モーニングページに取り組み始めて感動して、ライブ配信などでその著書を紹介したところ、何人もの方が書籍を手にとって取り組んでくださっていたのですが、なかなか一人では12ヶ月の継続は難しいというのがよく頂く感想でした。だからこそ何かできないかと思ったのがこれをやろうと思ったきっかけだったのですが。「何かモニペっていうのをやっているっぽいけど、どんなものか、何が良いのかよくわからない」という感じに見えただろうなと。それに関しての発信を多くはしていませんでしたから。

(そもそも何かをコントロールしたり相手に何か感じてもらう意図を持った発信というのに嫌悪感を感じたりしてしまうことが増えていたので/自分自身がそういった意図に過剰に反応してしまうため/発信自体が減っていたというのもあります。長野に来たのは不用意に膨れ上がってしまった人間関係も見直したかったというのもあるし、つまり、超能動的に引きこもりをしてた)

あとはそれに取り組む私の人生があまり良くなっているように見えなかったのかもしれません。これは超ネガティブな妄想でしかないのですが、実際に「まだそんなに変化していないかもしれないけど、それでも少しは変わってる」という前提でのメニュー作りだったので、私自身のエネルギーが圧倒的に足りていなかった、というのがそもそもの重大な原因だったのかなと思います。エネルギーが乗らないことって伝わらないし、小手先でうまくやろうとしているのってどうしたって伝わっちゃいますからね。自信がないことも然り。

▪︎ 本末転倒なことを言うようですが失敗してよかった

エネルギーが足りていないとは言えこの身を削って作ったものです。私にとっての最初の子供みたいなものです。おすすめした時も絶対に何かいい効果はあるはず、と、自分自身の経験で感じていたのは嘘ではないです。ですが、今になるとその前のめりな情熱が熟すには少し早すぎた気もする。もっと育てられた気がするのです。だから、今回開催にならなかったことは結果良かったと思っています。きっともっと私が声を大きくして「これいいよ!」と言える時が来ると思うし、そういうものをもう一度お届けしたい。私はその感覚をアクセサリーの販売を何年も続けてきて知っているはず。まだ私はそこまで変わってないですけど…なんてことは全く関係ないくらいの情熱を。

それをすることこそが「わたしのプロ」だと思うんですよ。私自身まだまだ道のりの途中だからこそ ”一緒にそこを目指しましょう” というスタンスのプログラムでしたが、一人一人スタイルは違います。自分を生きることのプロといっても、この世の中にどのように自分を表現するのかは異なります。私も道の途中なら、この先は違うことをするかもしれないです。今noteで物語を書いているみたいにね。自分の人生を豊かにしていくプロとしての振る舞いを、こういった学びを元にしていきたい。


▪︎ プロになれなかったわたしたちへ

今見ると、歌手のプロとか、プロスポーツ選手になれなかったみたいなニュアンスにも取れなくない。私は実際音楽の学校に通うもプロの歌い手にはなれなかった経験もありますが、私はとにかくこの心情を表現したかった。葛藤だらけの自分の心を何か生きているうちに残したかった。残せればいいだけではなく、ちょっと出しておきたいってことも。こんなことを感じている人間がいたことを。その手段はなんでも。

一番気持ちよくアウトプットできる方法をこれからも探してやっていこう。それが今は何にならなくても、その先に思いもよらない道があることを私はまだ諦めていない。色々な人の観念に触れて修正することもあったし、そうかもしれないと自分をたしなめることも多かった。自分は間違っていると思い込んでいたこともあったけど、この歳になって本当に生きていることも恥ずかしいと感じるほどの状況になったりしても、まだ私は自分の中に浮かぶ 「もしかしたら」という思いを諦められない。

「わたしはわたしを諦めない」

これはあの2023年に向けてのプログラムの最初の名前です。ならば私が諦めて人に合わせていてはダメね。大丈夫。前を向いていこう。ここまできたらなんでもこい!



と、noteでは力強く言える。note、ありがとう。


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