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【無料】あと228日(たぶん):アイデア被り
7月9日
自分が思いつくことなんて、当たり前だけどすでに誰かが思いついていて当然。丸ごと同じはダメだから、色々な組み合わせで先行事例とは違う魅力を持たせられるように試行錯誤して、それができたものをネタとしてアウトプットする。
特に擬古典でネタを作ろうとするときは落語らしさを意識してネタ出しもする。自分から落語に合わせに行くから近接して当然なんだけど、刺青ネタを考えている時は、「複数人で大きな龍を彫って驚かせる」という設定を思いついて、色々考えていたけど、たまたま制作時期に右朝師匠の百川を聴くことがあって、そうしたら全くおなじいりの小話を既に喋っておられておののいた。趣向当日はいいけど、後日一人になったら例えば「龍のひげの部分だけ」みたいな男がいて、格好がつかない、というような展開も同じだった。ずらっと並んだ時に、順番があべこべでバシっと決まらない、とか、右目と逆鱗と左足の爪が遅刻していて全然揃わない、とか、そっちの方向での展開は手垢がついていないっぽいからやれなくはないけど、ひとまず全部ボツにした。
ちょうどいま作っているネタ、全く同じモチーフの上方落語があると知ってビクビクしながら音源を取り寄せたところ、全然違う方向性だったからセーフだった。
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