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【無料】あと231日(たぶん):インザライトプレイス

7月6日
 6月29日、30日と北海道に滞在した。仕事でなく、談春師匠の会へ勉強に伺うため。真打披露パーティーについてお伺いしたいことがあったためではあるけど、道新ホールでは最後となる道新寄席を体感させてもらえたのはとてもありがたい機会だった。初日の夜はジンギスカンをたらふく食べさせてもらったり。
 こうして東京以外の談春師匠の会にお伺いしたいことがあって尋ねるのは2回目。最初はマゴデシ寄席を立ち上げる直前の時期に、金沢公演へアポ無しで突撃した。あの時は直接談春師匠を目の前にしてお願いしたいことを話し出すことはできなかった。色々なものが未熟すぎたからだけど、一番足りていなかったのは覚悟だ。たぶん真っ直ぐお願いをすれば優しいから力を貸してもらえるとも思うけど、そこに甘えて生半可な覚悟で切り出すのは不誠実だと思っていて、あの時はどこまで本気でお願いしようと思っているのか自分に確信が持てなくて、何も言い出せずにただ会を見学して帰った。今回はしっかり想いを伝えることはできたし、たくさんの金言も頂けた。
 2日の静岡・インザライトプレイスは幸せな空間だった。なんせ主催者がこちらに圧倒的な愛情を注いでくださるし、それは芸人冥利に尽きる。最初に静岡公演でお世話になっていた寄席バッソさん含めて、静岡はご縁が濃い土地だったりする。東京から1時間で着くのには、いまだに「近っ!」と驚く。

 6日は一日連雀亭にいた。昼の圧倒的な晴れ間から、夕方の圧倒的な雷雨まで同じ場所とは思えない不思議な一日だった。夜の会が終わったあと雨が上がっていて、なんだか得した気がした。


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