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誰とどんな仕事をするのか

こんにちは、TATEITO広報の長谷川です。
先日、社内のSlack チャンネル「#私のハイライト」(←雑談のためのチャンネル。詳細はリンクの記事をご参照ください)にこんな投稿をしました。

それに早速、愛あふれるコメントをしてくれた、わが相棒、石川。

「日直表の発表ですー📢」とメガホンで宣言しておいて、表を貼るの忘れてますね。さすがです。
天然エピソードを紹介した直後に、もうひと天然かましていくという…🤣

こんな私たちですが今日は長谷川の目線から、私たちTATEITO広報の二人について話しながら、仕事を考える上で大切な「誰とどんな仕事をするのか」に迫ってみたいと思います。

二人とも専門畑は広報とは別のところ

TATEITOに広報が誕生したのは、2021年の9月。

そこに至るまで、石川と私は社長の平野と3人で事業やプロダクトについてミーティングを重ね、Slack上で数々のやり取りをし、時には読書会をしたりと、思考を深めて意見を交換し合う機会を数多く持っていました。

石川の本業はフリーのライター・編集者で、東京在住。

私、長谷川は経営コンサルティング会社からフランスのオーガニック農場滞在(続くワイン輸入会社での勤務と並行して12年間)、ワイン輸入会社(ここでは広報も担当)を経て、今は徳島で料理家&広報&執筆+農業。

石川は書くことのプロではあるけれど、広報という立場は初めて。

私も前職のワイン輸入会社で広報も担当していたとはいえ、業界もプロダクトも違い、さらにはブランクが7年もあり、その間に世の中の広報のスタイルや内容も大きく変化していて。

そんなわけで、私たちの仕事のスタイルは一般的に「広報」という言葉から想像されるものとは、ずいぶん違うのだろうと思います。

お互いの得意技がお互いの役に立ちなんとか自立?

とはいえ、石川は物事の本質を捉え、整理して言語化することがとにかく天才的に早くてうまい(←吉○家か!)。

石川の議事録は「議事録ワークショップを開いて欲しい!」と思わず平野が声に出したほど、リズミカルで読みやすくて印象に残って漏れがない。

頭の回転がめちゃ早くて、打てば響く人。(ちなみに私は3日後くらいにわかる人、、、)リアルに会ったら閉まってるガラス戸に思いっきり突っ込むという、斜め上の攻撃も仕掛けてくるようなお茶目なところもある人です。

あと、アイデアマシーンで、次々と考えが浮かんできて、一日が24時間じゃなかったらもっともっと形にしたいことがあるだろうなーという人。

かたや私は受け止めるのが得意かな。繰り出されるアイデアや意見をしっかりと受け止めて、自分なりの考えを返していく。人を助けたい欲が強く、投げられたものはなんでも受けたくなってやってしまう。(つまりお節介…)

勢いが大事で、ひらめいたらパーっと動いてしまうため、「天然」の称号を各所で不動のものとしています。(一歩間違えれば、めちゃできる人にもなるはずなのに?)

そんな私たちなので、企画や相談、振り返りなど、しょっちゅうぶつけ合って話し合って(書き合って)います。ミーティングは多くても週1回ですが、Slackでの意見交換はほぼ毎日。1つのスレッドの会話が30を超えることも。

お互い気になること、確かめたいこと、これはこうなんじゃないか?と感じることを黙ってはいられない性格のようで。(おしゃべり&お節介。)

でもそのおかげもあって、巷でいう「リモートワークによる弊害」は私たちの間にはまったく存在しません。リアルに会ったのは2回だけなんですが、お互いの長所と弱点をかなり理解しあっていると思います。

平野が私たちをペアにしたのが偶然なのか、これらの長所と弱点を見極めてのことなのかは分かりませんが、「組ませてくれて本当にありがとう!」と思っています。

物事の捉え方、見方の違い、仕事の仕方など日々新しい発見があります。

弊害があるとすれば、どちらかが別の仕事で忙しい時に、どちらかの考えが止まらなくなってしまった時。手が空いてSlackを開いたらメッセージの数がすごいことになっていることもあります(笑)

私たちが一貫して大切にしていること

そんな私たちが想いを同じくして、取り組んでいること。それは各人のメッセージの真意をできるだけそのままに、メッセージの受信者に届けようということです。

言葉を変えれば、

コミュニケーションの橋渡し。
コミュニケーションの潤滑剤。
立場や職種が違う人の間に立つ通訳・翻訳者。

そんなイメージです。

そのためには、まずは発信者の真意を汲む必要があります。

相手は何を意図してこの表現を出してきたのか(言葉とは限りません。動画やデザイン、表情、ジェスチャー、声色、etc...)、わからなかったらわかるまで聞く、その上で相手に伝わる表現を選んで伝えるようにする。

それがうまくいかないときは、何がどう伝わらないのかを、それこそ二人して最大限検討して、再びチャレンジする。そんなことを繰り返しています。

例えばこのnoteへの投稿もこれで16記事めになりますが、「スキ」の数であったり、ビュー数であったり、社内メンバーからのフィードバックなどを頼りに次の記事に生かそうと試みています。

日頃顔を合わせる人から、noteの読者の方のような現実の繋がりはない人まで、さまざまなレイヤーのコミュニケーションを担うのが私たちの役割で、双方ができるだけ心地よくスムーズに繋がるように活動しています。

もしギャップがあるなら、私たちが埋めるというよりは埋まっていくように仕掛けたい。もしかしたらそれ以前の「ギャップがあるよ」ってことに気づいてもらうところから始めているかもしれない。そんな気がします。

発信する人も、受信する人も、それぞれ別の役割があってなかなか相手の言語を身につけていられないから、通訳・翻訳者という役割を担う人も必要なんだと思うのです。

私たちはたまたま広報という立場の通訳・翻訳者ですが、社会や組織には別の立場の通訳・翻訳者もたくさんいますね。

TATEITOを例にとると、RUUUNという弊社の看板プロダクトのCS(カスタマーサクセス)担当者は、まさにお客様とエンジニア、プロダクトとの通訳・翻訳者だなと思っていつもその仕事ぶりを見ています。

大切に思うこと、創りあげたい未来を共有して働く

ちょっと話が横にそれましたが、私は今、「これが大切だよね、だからこういう未来にしたいよね」という想いを共有して、一緒にそこに向かって行動できる人と働けていることに深く感謝しています。

自分たちがやるべきことはなんなのか。
それはどんな貢献につながるのか。
どんな価値を生み出していけるのか。

いつもそんなことを考えながら、実際に形にして、前進していけること。
対象となる仕事がなんであっても、そんな風に思える人とそんな風に仕事をしていけたら、きっとやりがいも喜びも大きいなと。

みなさんは誰とどんな仕事をされていますか?

追伸、石川さんへ:
そんなわけで、天然エピソードを披露した時にしか「さすが」っていうスタンプをもらえないような私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします!