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雀魂四象戦 -夏の陣- 予選振り返り①

 2020年6月雀魂ユーザーランキングTOP100に君臨する雀士たちによる大会が開催された。予選では100人が4日間お互いに卓を囲み、連続5戦の最大ポイント上位32名が予選通過となる。参加資格のある雀士たちはそれぞれの時間と知力、体力、運力をもって4日間の予選を戦い抜いた。かくいう私もその一人縦鳥千波(たてどりちなみ)である。
 私自身はオセロの方が上手だと思っているし、そこまで麻雀がうまいとも思っていないけども、決勝までいけば数万人が見守る舞台のなかで麻雀を打つことができる。こんな機会はもう無いかもしれないので気合が入っていた。
 

 

 結果はというと・・・あとで話すんだから、焦らず最後まで見ほしいけど、どうしても気になるなら私のツイートでも探してください。


 まあ、結果は問題ではない!!この大会は強いメンツと何度も卓を囲み何十時間も一緒に苦しみながらお互いに戦った。
 いろいろな思い出があったし、いろいろ悲しい出来事もあった。この記事では私の戦ったきた中で感じていたいろんな思いと共に麻雀を振り返っていこうと思う。
 ちなみに実況もしながらも打っていたけども、そのなかでもピックアップしたり配信外での出来事も記していく。

 あと、そうそう、麻雀についてここはこうしたほうがいいみたいなのはありがたいけど個人的にいってほしい。争いの種は芽が出る前につんでおきたい(◞‸◟)。
 麻雀の内容をどうこう語るっていうよりも、予選を通して生まれた物語を楽しんでほしいっていうのが趣旨だからね!

予選1日目

 予選開始して30分くらいたってから私は試合の予約ボタンを押した。

1試合目

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 配牌からめっちゃいい手!


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 赤ドラ3000・6000に仕上げ幸先よし!

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 そして、もう一度12000をあがって、心がブギウギなところで、東4局リーチが入る。


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 もちろん、圧倒的降り得な状況なので、降りていったんだけど、対面が5m自摸切り、いまにもリーチがきそう。ここは対面に危険な8sを先に処理した。


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あけてびっくり!!!

 メンホン チャンタ イーペーコーで12000振り込み。やはりTOP100の集まる舞台、一筋縄ではいかないなと感じさせる1試合目であった。
 結果1位だったんだけど、下家が追い上げてきて最後までヒヤヒヤだった。対面もなんかすごい手が入っているし。
 みんな強すぎない??

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 この大会では1着順が10pt(10000点分)の価値があって1位と2位だけは30pt違う。そのため、何よりも1位をとることが重要である。
 試合始まる前から、たくさんうってどこかで連続5戦中3トップ2位2回以上の成績が必要かなと考えていたので、次もトップを狙いたい!!そういう思いで2試合目に臨んだ。

2試合目

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 南であがればトップなので何を引いても自摸切っていく。そういう大会なのだ。


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('ω')


3試合目

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 一通とチャンタ三色みえるけどどうする?
 私は仕掛け含めた打点みて54sと切ったけど、9p2枚みえのうえに6sの1種類で完成する一通見たほうがよかったかなと後で思った。


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 結果2件リーチに困った上家からでて12000。


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 この手トップ目でリーチきてるけど降りなくていいと思う。ラス回避ルールだとどうなんだろう・・・6sくらい切りたいきがする。河が端っこの三色とかチャンタぽいので2mよりは6sプッシュ。(一応2mは三色もあるしね)


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 読み通り高めジュンチャンだったけど、裏裏で8000に、なんかくやしい!


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 オーラス対面にきれいにまくられて1位とりきれずでした。

 じつはこのとき上家にいたのは白雪レイドさんというVtuberの方である。
 私も実況していたけれど、同時にレイドさんも実況していて、面白いリアクションがみれるので一緒にみると楽しめるだろう。


4試合目

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 下も上もちょっと離れた2着目、早いリーチ、自分は親でイーシャンテンだけど形も悪いし打点もない。普段だったら迷いなく降りる場面。だけど、私はドラの南を勝負していって振り込んだ。しょせんはただの字牌だし、無筋よりは危険じゃない。トップ狙いたいなら親のイーシャンテンでこれくらい押すべきだと思う。まだ情報なくて何が危険とか安全とかあんまりなかったしねっ。
 このときは2着とりにいってあわよくば1位でよかったかなとも思ったけど今見返すとやっぱり押してよかったと思う。
 まあ、とにかくこの大会はとにかくトップ狙うためにうっていた。


5試合目

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 この大会トップも大きいけど素点も大きい。なにせ10000点が3位から2位へのアップとかわらない価値だから。だからこの配牌は・・・・


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 役満だけは逃しちゃいけない!

 結果は山にはいたけどあがれませんでした。


10試合目

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 ちょっとデロリアンでとんで10試合目。1戦目トップをとって以来、東場で稼げても南場でまくられる展開が続き、ラスもなかったけどトップがとれないでいた。
 とにかくトップとらないと何も始まらない。
「このオーラストップ目いい手牌、何がなんでもトップ取りきるぞ」
「7p?2pと3pしか鳴かないよー」スルー
「ん?7pポンでテンパイだったのでは?('ω')」


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 はい、6000オール自模られまくられ2着でした。
 7pポンしていると2連続で1m自模って2回あがれてました(対面の河に並んでる1mですね)。

11試合目

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 ホンイツかなあ、でもちょっとあがれば供託含めて満貫自摸でまくれる点数にいけるなあ。で、ホンイツはみるけど愚形は鳴こうと思ってた。
 なんならドラの裸単騎でもよし!


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 構想通りの仕掛け。だけどなんか通信が切断とか不穏な文字が・・・

 じつはこのときじゃんたまサーバーがDDOS攻撃を受け、落ちてしまったのだ。

 メンテナンスは深夜まで続いた。

 お腹が空いていたしちょうど休憩してもいいころあいだったので、メンテナンスが終わるまで寝てまた打とうと思った。



 しかしこの時の縦鳥は気づいていなかったのだ。



 このメンテナンスが3日後


 とんでもない悲劇を生むことを。

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