見出し画像

コーヒー、うっかり時を超える


テーマは「うっかり!」


これを見た私の頭には、すかさず3つのタイトルが浮かびました。


  • うっかり八兵衛、海をゆく

  • うっかりは時を超えて

  • うっかり者が寿司三昧


しかし次の瞬間気づきます。私としたことが何ということでしょう。
コーヒーが入っていないなんて。


ここはアレンジするしかありません。こんなところでしょうか。


うっかり八兵衛、海の向こうでコーヒーを飲んだら時を超え、気がつくと親切な漁師さんに寿司をたらふく食べさせてもらった物語


本編は次の機会に譲るとして、大切なポイントだけお話しましょう。


 コーヒーは時を超える


これです。
コーヒーを飲んだら時を超える。


この解釈には諸説ありますが、ワタシ調べによりますと、「あまりの美味さに呆然として一年くらい呆けていた」説が有力です。


中には、カフェインの摂りすぎで気を失ったのだ、という説もありますが、気を失うなどよっぽどです。


厚生労働省のサイトにも書いてありません。


ただし過剰摂取がよくないことは確かです。私もコーヒーを夕方以降に飲むと、夜眠れなくなって困ります。ご安全に!


さて物語ですが、あまりの美味さに呆然自失していたところ、優しい漁師さんに介抱してもらい、元気になったところで寿司をふるまってもらったのでしょう。


ただし漁師さんが寿司を握るとは考えにくいところです。実際には刺身だったのが、後世になって改変されたのでしょう。


古くから伝わる伝承、逸話の中には、このように解釈のむずかしい内容が含まれていることがあります。


それらを、こうして読み解いていくのも民俗学の醍醐味でしょう。皆さんに研究の面白さが少しでも伝わったなら幸いです。ご清聴ありがとうございました。


そして民俗学について適当に語ってしまい申し訳ございません。うっかりうっかり、、、あれ、なんのはなしでしたっけ?




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?