コーヒーを 豆から淹れる 3000字
0.きっかけ
という経緯がありまして。
今日は豆について3000字で語ります。
粉を買ってのドリップは経験済みということで、
豆に焦点をあてました。
1.豆とは
そも、豆とはなんぞや。
もちろんコーヒー豆です。
しかし騙されてはいけません。
豆といいつつ、実はこいつは種なのです。
でもコーヒー種とはいいません。
見た目が豆っぽいからでしょうか。
いつ名付けられたのか分かりませんが、
つまりコーヒーも見かけが9割。
ここにもルッキズムの影響が見られます。
ルッキズムには一言もの申したいところですが、
こだわっても仕方がありません。
ここは素直に豆といっておきましょう。
ちなみに生豆は薄緑です。
そして「生」とは言いますが、とことん乾燥しています。
あと硬い。
生な要素は、火が入っていないだけと言ってよいでしょう。
生チョコ、生キャラメル、生ドーナツに生クッキー
なんでも生をつければいいってもんじゃないよ、
と、思わないでもない昨今ですが、生ブームの源流は
コーヒーだったのかもしれません。
そう、生ブームはコーヒーにとって我が子のようなもの。
一人のコーヒーラバーとして、
この事実は厳粛に受け止めたいと思います。
2.豆を選ぶ
お店はいっぱいあります。
豆の種類もいっぱいあります。
豆の加工(精選)にも焙煎の仕方にも違いがあります。
他にも産地、輸送方法、保管方法、焙煎からの時間、等々。
ムリです私も把握しきれません。
近くに詳しい人がいれば聞いてみましょう。
あなたの好みを聞いたうえで、
知っているお店、豆を教えてくれることでしょう。
このとき、話が長くなることはお覚悟ください。
コーヒーラバーは時に、焙煎直後の豆のように
熱くなってしまうのです。
さて残念ながら、近くに詳しい人がいない、
という方へ向けては、私のおすすめをご紹介いたします。
昔ながらの、苦みのあるコーヒーが好きな貴方へ
堀口珈琲
#7 BITTERSWEET&FULL-BODIED
いわゆるサードウェーブ、華やかな味わいを求めるなら
AMBER DROP COFFEE ROASTERS
AMBER DROP オリジナルブレンド(FLORAL)
よく分からないからいろいろ飲んでみたいなら
Belleville
お試しセットブレンドコーヒー
全てブレンドでご紹介しました。
シングルオリジンと言われる、
ブレンドしていない、どこか一つの農園の豆も人気です。
むしろコーヒー好きにはそっちの方が人気かもしれません。
ただコーヒーも作物です。
お店によっては品切れ等もありますので、
今回はあえてのブレンド。
ちなみに、国の名前で売っている豆もよくありますが、
その場合はこちらをおススメ。
昔ながらの、苦みのあるコーヒーが好きな貴方へ
インドネシア(ガツン)
ブラジルまたはコロンビア(バランスよし)
いわゆるサードウェーブ、華やかな味わいを求めるなら
正解はありません。
いろいろ試すのも楽しいものです。
聞かれてませんが答えましょう。
私の好みはケニアです。
SL28、SL34といった品種の豆が特徴的。
あと、一冊本もご紹介します。
この本、なんと豆を擬人化して紹介しています。
ちょっと上のところで、国名にリンクをはりました。
イラストを描いた山田コロさんの、 X へのリンクです。
それぞれの国のキャラクターの絵が見られます。
なぜかブラジルくんは出ていませんでしたので、
リンクを貼れておりません…
コーヒーと言えばブラジル、
ブラジルと言えばコーヒーのはずですが、
疑問をかかえつつここは先に進みましょう。
3.変身! 豆→粉
いざ豆を買う。買いました。
すばらしいです、豆からの世界にようこそ!
さあ挽きましょう、ガリガリと。
一味違った世界が広がります。
この時使うのはアレです。そうミルです。
過日のWBCでは、ペッパーミルパフォーマンスというのがありました。
似ているようで特に関係ありません。
言いたかっただけなので気にしないでください。
実はこれも悩みどころです。
ピンからキリまでいろいろあります。
私と言えば、ミル界の最高峰、コマンダンテ様を
夢見て日々を過ごしているところです。
さて、ここは貴方の本気度が問われます。
とりあえず一回やってみたい、ということなら、
ダイソーにも売ってます。
ダイソーネットストア コーヒーミル
https://jp.daisonet.com/products/4550480058535
お値段なんと550円(税込み)!
気軽に買って試してみましょう。
せっかくならこの先も、豆から挽くのを続けたい、
ということなら、しっかりしたものがよいでしょう。
使ったことがないので分かりませんが、
よくおススメされていたのはコチラ。
TIMEMORE 栗子C2
ちょっとお値段はりますが、コストパフォーマンス抜群だとか。
私も買おうかと悩んでいます。
ただ保身のためにあえて言います。知らんけど。
ちなみに私が最初に買ったミルはこちら。
ポーレックス コーヒーミル
https://www.porlex.co.jp/lineup/coffee.html
手軽に分解して手入れができる、すぐれものです。
(まぁ私はサボってましたけどね)
ちなみにリンク先は「Ⅱ」です。
バージョンアップしてました。
電動は最初から使うにはおススメしません。
場所も取りますし。
私が最初にポーレックスを選んだ決め手は、
場所を取らずアウトドアにも持っていけることでした。
めったに行きませんけどね。アウトドア。
最後に、ミルの良しあしが何かといいますと、
挽いた粉が均一の大きさになって、
微粉(こまかーい粉)が少ないのがよいとされています。
4.買った後。高いハードルを越えて
豆には賞味期限があります。
焙煎後は、2週間~1か月程度で飲み切ることが推奨されます。
豆も食品、水分が飛んでいるとはいえ仕方のないことです。
せっかくの香りが失われてしまうのです。
そしてこれが、初心者に立ちはだかるハードルとなります。
毎日ガリガリして飲めるなら大丈夫。
しかし慣れないうちは、豆を消費しきれない、
ということも起こります。
なかなか淹れる機会を持てず、
香りが飛んでしまったコーヒーを飲む。
なんとも残念な話ではありませんか。
一つの対策は、冷凍庫での保存です。
しかしこれも、
1年以上、保存されっぱなし
となっては意味がありません。
ではどうするか。簡単です。
毎日コーヒーを飲むのです
一人のコーヒーラバーとして、
ここはあえてマッチョな解決策をご提案いたします。
なんなら誰かに飲んでもらいましょう。
「美味しい!」と言ってもらえることで
モチベーションも保たれます。
状況が許すなら、仕事場で淹れることも検討しましょう。
コーヒー好きとの噂がたち、
気づけばコーヒーサークルの代表となって、
皆に相談を持ちかけられるようになり、
気になるあの人との仲が深って、、
という展開が待っているかもしれません。
ちなみに私も職場で飲んでいますが、
そんなことはありません。
残念なんてことはありませんとも。えぇ全く。
5.終わりに
いかがでしたでしょうか。
豆から飲むことにハードルを感じる貴方の、
背中をそっと押すことができたなら幸いです。
正直に言いますと、
首根っこをおさえてコーヒー沼に引きずり込みたい
ところですが止めておきましょう。
そう恋みたいなものなのです。多分。
コーヒーに関する話題は尽きないものの、
既に字数も3000字を超えました。
今日はここらでお開きといたします。
それでは皆さん、よい一杯をお楽しみください。
きっかけをもらった記事はこちら。
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ありがとうございましたーー。
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