眠られぬ夜にくだらないお話を/ビモーのお仕事(2)
自然はコントロールできない。
だけど、自分たちの住む場所くらいは自分たちで居心地よくしたい。
これは、そんなビモーたちの仕事のおはなし。
「今日はだいぶ空気が乾燥してるな、壁にひびでも入りそうだよ」
「ちょっとまずいんじゃないか?今日はいつになく人手が足りないぞ」
「まいったな、、それでもできることをやるしかないだろう。みんな、ありったけ水をかき集めるぞ、できるだけ逃がすなよ!」
「だめだ!やっぱり手が足りない!」
「ちくしょう!俺たちじゃやっぱり力不足なのか。」
「また、あの奇跡を待つしかないんじゃ。。」
「バカ野郎!そんな運任せでどうする!とにかく水だ!水を集めろ!」
「おいみんな見ろ!あの白い煙はまさか。。」
「なんかさ、昨日ハナゲを切りすぎたみたいなんだけど そのせいかな、鼻の中が乾燥してしょうがなくて」
「だからスチーマー鼻に向けてんのね。分からなくもないけど。。」
ビモーのお仕事
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